キャンピングカーで行く山スキーと山歩き

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zoom RSS 四阿山、浅間山へ行ってきました

<<   作成日時 : 2011/02/25 01:32   >>

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2月22日に四阿山(あずまやさん)、23日に浅間山へ山スキーで登って来ました。2年前から意識し始めた100名山も、これで65座になりました。

  四阿山山頂からの眺め(菅平スキー場越しの後立山連邦、立山連邦)      
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今回の山行は2山とも単独行で、道具は山スキー(板:アトミック・スヌープダディ174cm、ビンディング:TLT、ブーツ:ガルモント・メガライド、シール:コールテックス)、クトー、アイゼンも携行します。

2月21日(月) 午後、キャンピングカーで出発し信州へ向かう。実家へ顔を出し先日89歳になったばかりの母の元気な顔を見て一安心です。
和田峠を越えて道の駅「マルメロの駅ながと」で併設の温泉に入り、今夜はここで車中泊とする。夕食は途中のスーパーで買ってきたパック寿司です。

2月22日(火) 4時半起床、家から持ってきた食材で野菜スープを作り、パンと一緒に朝食とする。テルモスにコーヒーを詰めてから四阿山登山口を目指す。
登山口のあずまや高原ホテル下の登山者用無料駐車場は綺麗に除雪してあり助かる。

7:33 登山口(1450m)のポストに入山届を入れ、シールで歩き始める。直ぐに暑くなりアウターを脱いでザックに括り付ける。

7:45 牧場の下部柵(1515m) 開口部があり、トレースが牧場内へと続いている。眼前が大きく開け、なだらかで広大なオープンバーンはクラストしていて、スキーで乗っても割れることはない。
 
8:40 牧場の上部柵(1780m) ここからは雑木林の中を進む、トレースもしっかりついている。この辺りから雪は最中状になってきて、乗ると割れてしまう。2100m辺りで下を振り返ると、牧場上部を登ってくる人影が小さく認められた。

10:09 2190m辺りに来た時、突然30mほど前方を2頭の大型動物が連なって駆け下りて行った。色は灰色ぽく、耳はピンと立っていて、一瞬「オオカミ」と思い固まってしまった。大きいのが2頭もいて、こちらは一人、もし向かってきたらヤバイなと思ったが、2頭はそのままの勢いで西の方へ走り下っていった。日本オオカミは既に絶滅したはずだからシベリアンハスキーだったのかな? でも周囲には飼い主と思しき人の気配など皆無、しかも2頭一緒、一体、あれは何だったのだろう!この間、写真を撮る余裕など全くなかったが足跡は撮影した。硬いクラスト斜面が大きく踏み抜かれ、間隔も広い、それなりに大型であったことが窺える。
ここの上部からはなだらかなになり、細くて真っ白な四阿山山頂も望まれる。針葉樹林帯を進むと最後の尾根筋の急斜面が現れる。

10:54 四阿山山頂へようやく到着、身体が冷え込まないうちにアウターを着込む。雲ひとつない快晴、風もほとんどない。周囲360°の眺望、明日登る予定の浅間山は直ぐそこに見える。富士山も遠くに霞んで見える。八ヶ岳から、南ア、中ア、御岳、乗鞍、穂高、立山、後立山、頚城の山々、その他、私には馴染みの少ない関東の山々、あまりの素晴らしさに声も出ない。
嬬恋村の標柱と小さな社の前でセルフタイマーで写真を撮ってから、のんびり昼食タイムとする。

12:00 あまりの居心地の良さに1時間ものんびりしてしまった。スキーを履き四阿山山頂から下り始める。
登ってくる時、雪質から今日の下りはターンが楽ではないと覚悟を決めてきた。ターンのきっかけを作ろうと少し荷重をかけると表層が割れ、一旦割れるとスキーを横にずらすのは大変、割れた表層は2cm程の厚みがある。踏み変えたり、ジャンプしたり色々試したが、斜度もあまりないのでプルークで強引に表層を割りながら方向を定めるのが最も安全確実だった。絶対に怪我をしないよう慎重に下る。太腿がパンパンになってきた。スキー滑降でこれほど疲れるとは!
2120m辺りで上を見上げたらザックにスキーを付けた2名の後ろ姿が見えた。大分距離が離れていたので声をかけることはできなかった。1900m辺りでは登山者1名が休憩していたので挨拶する。

12:34 牧場上部柵 牧場のオープンバーンは表層が割れることはなく安心して滑ることができた。

12:55 無事下山、登山口まで滑ってくることができた。

今日の全入山者は4人のみ、静かな山行であった。雪質は悪いが雪はまだ沢山あり、藪もそれほど煩くはない。もうしばらくは山スキーも楽しめそうだ。急斜面も殆どないのでクトーやアイゼンの出番は全くなかった。 

        あずまや高原ホテル下の登山者用無料駐車場
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        登山口(下山時に撮影)
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        牧場入口から上部を望む
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        2頭の大型動物の足跡(間隔が大きい)
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        同じく足跡(大きさと深さに注目)
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        2200m辺りで山頂が見えてくる
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        山頂社横にて(セルフタイマー撮影)
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        山頂からの浅間山
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        山頂での全周動画(小型コンデジでの撮影のためやや見苦しい)
                

        滑走跡(割れた表層の厚みは2cmほどある)
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        GPSログ
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        GPSログ(大型動物との遭遇部詳細)        
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道具を片づけ、上田の街へ向けて走り出し、上田城公園をぶらついてから今日の泊地、道の駅「みまき」へ向かう。この道の駅にも温泉が併設されていて助かった。夕食は途中のスーパーで買った弁当で済ませた。


2月23日(水) 4時起床、朝食を済ませ、テルモスにコーヒーを入れてから浅間山登山口へ向かう。峰の茶屋へは6時に到着。薄暗い山肌を眺めると地肌が出ている所がある。

浅間山の噴火警戒レベルは「1」(平常)であることは事前にネットで調べてきた。一応火口付近は立ち入り禁止になっているので近づく場合はあくまで自己責任です。また、火山性ガスにも十分注意を払う必要がある。

6:57 ポストに入山届を入れて登山口からスキーで歩き始める。雑木林の中の登山道にはしっかり雪がついている。

7:26 小浅間山分岐(1565m) 暑くなってきたのでアウターを脱ぎ、リュックに括りつける。リュックを下ろしたついでにクトーも装着しておく。ここからしばらくは雑木林の中のジグザグ登山道を登る。1600mを過ぎると雑木林を抜け出て広大な斜面が眼前に広がる。
尾根筋を登っていくと1700m辺りから地肌が目につくようになる。雪を拾いながら尾根の北寄りの斜面を登っていく。

8:46/8:51 2040m地点で休憩、この辺りまでくると雪面も硬くなってくるがクトーはよく効く。寒くなって来たのでアウターを着込む。上部を仰ぐと登山道は急斜面を右にトラバースするように登っていくが上部には雪がない。ここまで110mm幅のクトーの跡が残っていて大体この跡に沿って登って来た。このクトー跡は雪のない登山道へ向かっているので、私は雪の繋がっている左のピークを目指す。

10:28/10:34 2450mピーク 浅間山山頂はこのピークから岩が露出した緩い斜面を一旦下り、そこから一部雪の残った急斜面を登りきったところにある。ここから上部へはスキーを持って行っても滑る所は殆どないのでスキーはデポすることとし、アイゼンを付けて登り始める。低い所で硫黄臭がすることもあったが、上部は結構風が吹いているので火山性ガスは大丈夫だろう。110m幅クトー跡は所々露出した岩に消されながらも外輪山まで続いていた。何時のものだろう?

11:14/11:24 浅間山外輪山 突然目の前が空だけになり、次いでお釜が飛び込んできた。噴煙はそれほど多くはない。昨日の四阿山より風は強いが、今日も雲が殆どない快晴、周囲の山々を見渡し、お釜の中を覗いてから早々に下り始める。
2540m辺りで登ってくる本日最初の男性に合い、10分以上話し込んでしまった。ヒマラヤへの登山やトレッキングの斡旋をしている方で6000m級のヒマラヤの登山を勧められた。この方は2000m付近にスキーをデポしてきたと話していた。
更に2400m辺りで登ってくる本日2人目の男性登山者に会い挨拶を交わす。

11:59/12:18 スキーデポ地点へ戻り、昼食をとる。滑降準備をして滑り始める。上部はガタガタの硬い斜面で衝撃がまともに足に伝わってくる。斜度は30°以下だが滑落すると岩にぶつかる恐れがあるため絶対に転倒しないよう気合いを入れて滑る。
途中から地肌の露出が目立つようになるが、上部から観察するとスキーヤーズライトの方が雪が繋がっているように見えたのでこちらを下る。
1700m付近で左ターンをしようとしたら左スキーのトップが表層を破って刺さり左回転しながら転倒、ストックを持った右手を硬い雪面に激しくぶつけてしまった。この時は痛みはそれほど気にはならなかった。
1600m辺りまでくると急に雪は重たくなり、テールをずらせない。ここからの下りは雑木林の中の狭くて斜度もある登山道、脇の林の中に入って木に摑まったりしながら苦労して下る。

12:54 小浅間山分岐 ここからは緩い登山道を下るのみ、スピードが出過ぎると脇の重い雪に突っ込んで速度調節しながら下る。

13:03 無事登山口へ下山、下山届をポストに入れて終了

今日の全入山者は3名のみ、今日も静かな山行であった。

        早朝の浅間山(大分地肌が出ている)
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        登山口(下山後撮影)
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        小浅間山分岐(小浅間山の雪は殆ど溶けた)
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        1650m辺り(林から抜け出る)
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        1700m辺り(地肌が大分出てきた)
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        2200m辺り(斜登高する登山道の周りは雪がない)
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        スキーデポ地点(正面のピークにデポした)
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        山頂まで続く110mm幅クトー跡(どなたの、何時のものでしょう)
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        お釜の中(深いが噴煙は意外と少ない)
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        火口観察用(?)の機器が設置されていた
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        山頂での全周動画        
        

        GPSログ
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この後、道具を片づけ(私は下山すると直ぐに滑走面保護とエッジの錆防止のためスキー滑走面にワックスを塗ります。)、一息ついてから、自宅までおよそ260kmを走ります。

殆どを下道を走り、21時近くにようやく帰宅できた。途中から転倒時に打った右手が腫れて痛みも出てきたこともあり、この帰宅ドライブが今日一番の核心部であったような気もする。

(右手の腫れと痛みは湿布をして一晩過ごしたら大分引いたので、大事には至ることはないだろうと勝手に決め込んでいます。)

 

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