キャンピングカーで行く山スキーと山歩き

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zoom RSS 巻機山と谷川岳へ行ってきました

<<   作成日時 : 2011/04/08 23:37   >>

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東日本大震災以降、あまり山へ入る気がしませんでしたが、先週末関東方面へ出かける用事があり、ついでに巻機山と谷川岳に登って来ました。
巻機山は上部でガスに悩まされましたが、谷川岳は打って変わって雲ひとつない快晴の中での山行となりました。これで100名山も67座となりました。

        水上インターからの谷川岳
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今回の山行も単独行で、道具は山スキー(板:アトミック・スヌープダディ174cm、ビンディング:TLT、ブーツ:ガルモント・メガライド、シール:コールテックス)、クトー、アイゼンも携行します。

4月4日(月) 前夜、関越道下り線の塩沢石打SAで車中泊し、5時に出発、国道291号で清水集落へは5時半には到着、桜坂登山口まで車で入れるのではという淡い期待は完全に裏切られ、集落手前からの林道も集落内からの林道も全く除雪の手はつけられていなかった。駐車場所を求めて集落内を1周してみたが適当な所は見当たらず、集落手前の林道入口まで戻り、幅広に除雪されたエリアに駐車した。
天候は曇りで少し小雪も舞っているが午後から晴れるという予報に期待し、出発準備をする。

6:35 571m 林道入口スタート 前日のものと思われるトレースがあり、これを辿る。雪面は凍っているがシールはよく効く。

7:04 733m 橋を渡った所で何気なくGPSを確認するとログオフになっていた。あわててオンにする。

7:08 750m 桜坂登山口 トレースはあちこちに残っているが正面に向かって登り始める。900m辺りから急な井戸の壁にさしかかりクトーを装着する。直径2m程もある雪ロールが斜面に留まっていた。急ではあるがシールとクトーで登るのに支障はない。

8:18 1150m 井戸の壁上部 尾根筋っぽい所に出て傾斜が緩くなる。左に浅い谷が出てくるが右の尾根を登っていく。1400m辺りで樹林帯から抜け出る。上の方はガスで何も見えない。

9:17 1580m辺りで一瞬ガスが切れ、上が見えたがしばらくして隠れてしまった。

10:43 1840m辺りで突然左足がスポンと抜けた。咄嗟に右側に身体を投げ出し事なきを得たが新雪で隠されていた幅40cmほどのクレバスで底は見えなかった。

10:47 1870m ニセ巻機山 鉄の棒だけが見えたがそのまま通過し、シールのまま下る。

11:01/06 1810m 避難小屋があるはずの鞍部へ到着し小休止。ここでも一瞬ガスが抜け写真を撮れたが直ぐにガスに覆われてしまった。ここで先へ進むか少し迷ったが、時間もあるし折角ここまで来たのだからと進むことにした。GPS頼りで登って行くと1950m辺りから傾斜はなくなり頂上稜線へ出た。強い風で吹きつける雪が顔に当たって痛い。視界も10mほどしかない。

11:43/52 1967m 巻機山山頂 GPSの指示する山頂付近をうろつき、一部露出したケルンがあったので荷物を下ろして写真を撮る。頂上稜線はほぼ平坦だし、ニセ巻機山までの登りもあるのでクトーだけ外してシールのまま戻ることとする。視界の効かない中、GPSの登りトラックだけを頼りに下り始める。シールをつけたままでヒールフリーの下りは嫌らしいが我慢して下る。ガスの中の斜面で平衡感覚がおかしくなり転倒した。バーティゴだろうか。

12:23/35 1810m 避難小屋鞍部 ここは風が弱く、初めて腰を下ろして昼食のパンをテルモスのコーヒーで流し込む。帽子をヘルメットに換えてからニセ巻機山へ登り返す。
 
12:49/13:03 1830m ニセ巻機山 登りでは気がつかなかったが9合目、ニセ巻機山の標識があった。風を避け少し下った所でシールを外し、滑降準備をして、GPS登りトラックを頼りに滑り始める。登りで片足を突っ込んだクレバスが新雪で隠されかかっていた。視界が悪いので大滑降と云う訳にはいかない。

13:11 1770m辺りでようやく雲の下に出た。しばらくは所々柔らかい雪も交じったオープンバーンが続き、滑りも楽しめた。1340m辺りまで下ったら、右手の浅い谷に、登るときにはなかった2組のシュプールが残されていた。ここまで人の気配は全くなかっただけに、この辺まで登ってきた後続の人がいたらしいと思うだけで何かホッとした。

13:38 1130m井戸の壁上部 壁自体は樹間も程々にあって普通に滑れるが下部は流石に雪が重たくなって足が疲れる。

13:54 750m桜坂登山口 ここまで遊びに来た人がいたようで、登りにはなかった雪だるまが2個残されていた。

14:02 571m 林道入口へ無事帰着

<シール歩行: 沿面距離 9.6km、累積標高差 +1517m/-226m、スキー滑降:沿面距離 7.3km、標高差 1290m>

今日はGPSに頼りきりの単独山行になってしまった。予備の電池は必ず持参しているものの、もしGPSを失くしたり、故障でもすれば果たして無事下山できたのか疑問の残るところ、今日はニセ巻機辺りで引き返すべきだったと反省しきりです。

        林道入口駐車地点
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        桜坂登山口
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        井戸の壁
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        1580m辺りで一瞬上部が見えた
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        左足が落ちたクレバス
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        避難小屋鞍部から一瞬ニセ巻機山が見えた
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        巻機山山頂 ケルンが一部露出していた
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        ニセ巻機山山頂には標識があった
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        1770m辺りでようやく雲の下に出た
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        1770m辺りから下山路を見下ろす
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        GPSログ
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下山後、青空が見えてきた。湯沢で食糧を調達し、神立の湯で疲れを癒してから関越道上り線に入って土樽PAで車中泊する。

4月5日(火) 少し寝坊して7時前に土樽PAを出発、関越トンネルを抜け水上ICで下りる。双耳峰の谷川岳が気高く輝いている。谷川岳ロープウェイ乗場へは7時半に到着した。ロープウェイの駐車場は6階建てと聞いていたので車高3mのキャンピングカーが入れるか心配していたが、駐車場の建物の前に20台分程の屋外駐車場があった。ロープウェイは8時半からの営業なのでゆっくり準備する。特に今日は快晴なので顔に念入りに日焼け止めを塗っておく。
ロープウェイチケット売り場前に登山届入れがあったので投函しておく。

8:35 761m ロープウェイ土合口 先頭の車両に初老の登山者、中年の山スキーヤー、小学生高学年くらいの男の子を連れた男性らと共に乗り込む。右手に下山路にする予定の西黒沢が見える。雪はまだしっかりついている。

8:45/58 1313m ロープウェイ天神平 スキーやボードの人は殆どがここから更にリフトで登って行く。登山者はゲレンデの外側をつぼ足で登って行く。自分はシールでスキー場の端の方を登りだす。

9:23 1478m スキー場を登りきり天神尾根へ飛び出す。平らな尾根を少し進んでからシールのまま50m程下り、その後緩い傾斜の尾根を登っていく。

9:40/47 1490m リフト乗車で先行しシール歩行していたツアーガイドさんがスキーを背負い、お客さんをロープで確保しながら雪山の陰を左へ回り込み下って行った。通称尻出岩という所かな。 先の状況がよく判らないので自分もスキーをリュックに着け、念のためアイゼンを装着して下る。実際に下ってみるとそれほどではなかった。正面に急な斜面が見え、形態変更も面倒なのでアイゼンのまま進む。

10:02/10 1461m 熊穴沢避難小屋 10cm角ほどの鉄パイプが出ているだけで避難小屋は雪に埋もれているようだ。ここで小休止してからアイゼンのまま登りだす。

10:51/58 1712m しばらくアイゼンで登るがなかなかピッチが上がらない。ここでシール登高に切り替える。シール登高は早い。つぼ足の登山者やスノーシューの山ボーダーも簡単に追い越せてしまう。

11:33/38 1908m 肩の小屋 意外と呆気ない感じで肩の小屋へ着いてしまった。トマの耳は直ぐそこに見えるが風が強くシール外しが面倒そうなので小屋の上の大きな岩の陰にスキーをデポし、リュックだけを担ぎアイゼンで上を目指す。

11:45/52 1963m トマの耳へは直ぐに着いた。先行の登山者が一人。風は強いが快晴、周囲の眺めが素晴らしい。この地方の山に疎いのが悲しい。同定できる山は少ない。しばらく景色を楽しんでからオキの耳へ向かう。

12:04/15 1977m オキの耳 ここも近かった。山頂には誰もおらず眺望を独占する。先程までいたトマの耳は東側が急角度で切れ落ちている。トマの耳へ戻る途中、登る時に抜いてきた山ボーダー3人組とすれ違う。芝倉沢を下ると云う。

12:23/26 1963m トマの耳へ戻り再度景色を楽しんでから肩の小屋へ向けて下り始める。

12:31/48 1908m 肩の小屋上の岩陰で休憩してから滑降準備をし、いよいよ滑降開始。雪質は滑りやすい。大回り小回りを交え、途中景色を楽しみながら下る。

13:01/15 1461m 熊穴沢避難小屋 ここまで来るととても暖かい。リュックを下ろし、のんびりと昼食の菓子パンをテルモスのコーヒーで流し込む。そしていよいよ熊穴沢の滑降開始、斜度は急だが木々は疎らで滑りやすい

13:23 1087m 西黒沢出会い ここから雪崩の巣に入り込む。大分足が疲れてきたが我慢して止まらず滑り続ける。

13:28 865m 田尻沢出会い ここまでくれば安心だ。頭上にロープウェイが見える。

13:30 761m 駐車場着 無事下山出来て良かった。

<シール、アイゼン歩行: 沿面距離 5.3km、累積標高差 +794m/-153m、スキー滑降:沿面距離 6.3km、標高差 1211m>

絶好の天候の中、心配していた西黒沢の雪崩も問題なく快適な山スキーを楽しめた。

        ロープウェイ駐車場入口
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        ロープウェイからの西黒沢、雪はしっかり着いている
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        天神平スキー場からの谷川岳 徒歩で登って行く人、リフトで上がる人
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        天神尾根からの谷川岳
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        熊穴沢避難小屋からの天神尾根
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       1600m付近の登り
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       1700m付近から振り返る
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        肩の小屋 遠景は浅間山や草津方面の山々か
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        トマの耳にて
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        オキの耳からのトマの耳
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        熊穴沢避難小屋で休憩
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        熊穴沢下部を望む
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        田尻沢出会い ここまで来れば安心、西黒沢の中の写真は有りません
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        GPSログ
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下山後、湯テルメ谷川で温泉に浸かってから、下道をのんびり走って長野県東御市の道の駅みまきで車中泊し、翌6日(水)も快晴の空のもと、白樺湖、霧ケ峰、諏訪湖を経て夕方無事帰宅しました。
巻機山周辺には魅力的な山スキーエリアが沢山あるが、東海地区からは少し遠いなあ。         

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