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zoom RSS 5月9日の記録(妙高山目指すも大倉乗越で敗退)

<<   作成日時 : 2011/05/25 20:09   >>

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この時期の妙高山本山への山スキーの記録は見当たらず、どのコースがいいのかよく分からないまま、とりあえず夏道のある黒沢池を経て大倉乗越から外輪山を下り、妙高山へ取りつくという計画を立てました、このコースで累積標高差1500m、沿面距離16km程度になりそうなので、なるべく早い時間にスタートすることとしました。

今回も単独行で道具はいつもの山スキー用具(板:アトミック・スヌープダディ174cm、ビンディング:TLT、ブーツ:ガルモント・メガライド、シール:コールテックス)です。クトー、アイゼンも携行します。また、先月末の尾瀬至仏山で熊さんを見かけたので念のため熊鈴も携行しました。

        大倉乗越からの妙高山(外輪山の雪壁には亀裂が入っている)
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        GPSログ
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以下記録です。

5月9日(月) 天候晴れ
ゴールデンウィークあけと云うこともあってか、昨夜から今朝まで笹ヶ峰駐車場には車は1台もなかった。

5;00 1320m 登山届を入れ、登山口をシールで出発する。まだ雪面はカリカリに凍っていて熊鈴が不要なくらい音がうるさい。凹凸が多くて歩きにくいが斜度が緩いので問題はない。

5:55 1595m黒澤橋、黒澤川のスノーブリッジはほとんど残っていない。スキーを手に持って木橋を渡り、ここでクトーを付ける。

12曲急斜面はほぼ夏道を辿って一旦稜線へ抜けた。稜線右側は朝日が当たり、雪も緩んできた。1830m辺りで木が邪魔して稜線上を進めなくなり、雪の柔らかい右手は雪が一部切れていたのでまだ凍っている左手の急斜面側に入る。1840m辺りで右へのキックターンで左足の向きを変えようとしたとき右足のエッジが外れて滑落、すぐ下の木に右足がひっかかり逆さになって止まった。何とか姿勢を戻そうともがいていたら右足が木から外れ2mほど滑り落ちて下の木にぶつかって止まった。このとき、左上腕と胸を木の幹で強打した。時刻は丁度7時だった。結構痛かったので、ここで戻ろうか迷ったが、木の下の雪の窪みで10分ほど休んだら大分楽になったので、スキーを外してリュックに付け、アイゼンを付けて慎重に残りの急斜面を登り始めた。しばらく進むと斜度は緩くなった。

8:22 2080m富士見平 背後には高妻山や乙妻山、左後方には後立山の山々、左前方には火打山や焼山が見える。火打山には地肌が見えているところもあるが滑降は十分可能だ。黒澤池方面へ向かってトラバースしていく。この頃には雪は完全に緩んできた。

8:48 2048m黒沢池 池はただの雪原と化している。左手の黒沢岳、右手の三田原山の無木立の大斜面はまるでスキー場のようだ。

9:08 2028m 黒沢ヒュッテ ドーム型の建物が場違いの感じがして面白い、連休中はいたのかもしれないが今日は人の気配は全くない。ここから大倉乗越を目指して右手の急斜面を登り始める。

9:41 2153m 大倉乗越 妙高山の本山が初めて姿を現す。立派な山だ。外輪山の急な雪壁には大きなクラックがほぼ全周に渡って入っていて、いつ落ちても不思議ではないように思える。少し悩んだが、登りでアクシデントもあったし、いい年をしてと云われるようなことは決して起こしてはならない。ここは自重して偵察行に切り替えることとする。テルモスのコーヒーを飲みながらアンパンをかじり、景色を眺めてのんびり過ごす。

10:26 大倉乗越発 リュックを担ぎ上げるとき、胸に激痛が走る。妙高本山と外輪山の様子を探りながら少し三田原山方向へ登り上げる。

10:44 2214m ここでシールを外し、黒沢池へ向かって滑り始める。衝撃を与えると胸と左上腕が痛むのでおとなしく滑り下りる。

11:02/11:13  2034m 黒沢池末端に到着、ここでシールを付け登り返す。シールは既にびしょ濡れで糊は全く効かず、トップとテールの固定金具によるテンションによってスキーに辛うじてついている状態だが斜度もなかったせいか外れることはなかった。

11:42/12:12  2112m 富士見平 シールを外していたら年配の男性が山スキーで登ってきた。今日初めて会う人だ。長野から天気を見てやって来たと話していた。しばらく山スキー話に花が咲く。

下りは12曲りの手前の急斜面を下った。ジャンプターンすると胸に痛みが走るのでシュテムターンでごまかしながら下る。

12:36 黒沢橋

13;09 登山口帰着

<沿面距離:15.4km 累積標高差:1328m>

下山後、がら空きの杉の沢苗名の湯で汗を流してから出発し、須坂、菅平を経て群馬県に入り、嬬恋、長野原、東吾妻、中之条を経て、渋川市の道の駅「おのこ」まで走って車中泊した。

今日の山スキーでは、2つ大きなショックを受けた。
先ず、滑落したこと。急斜面でのキックターンは微妙なバランスをとりながら行うものではあるが、こんな失敗は初めてだ。残念ながら身体の反応が鈍くなってきたと認識せざるをえない。
そして高々数メートルの滑落であれほどのダメージを受けたこと。打ちどころが悪ければ、あるいは2番目の木に引っ掛からなければ100m以上滑り落ちて、とんでもないことになっていたかも知れない。改めて危険なことをやっていると思い知らされた。
今後は、老化に伴う身体能力の低下をしっかりと認識し、大きな危険が潜んでいることをしているのだという意識を一層高めて、常に細心の注意を払って山スキーを楽しんで行こうと思う。

        早朝の笹ヶ峰駐車場(他の車は1台もない)
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        登山口ゲート(入山届は右側の箱へ入れる)
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        黒沢橋(黒沢川のスノーブリッジは殆ど落ちている)
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        滑落した12曲がり上部の急斜面
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        富士見平からの高妻山と乙妻山
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        富士見平からの後立山の山々
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        富士見平からの火打山、影火打、焼山(右から)
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        黒沢岳中腹からの黒沢池
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        黒沢ヒュッテ(ドーム型の小屋が面白い)
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        妙高山を背に(大倉乗越にて)
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        三田原山中腹からの火打山、影火打、焼山(右から、手前は黒沢岳)
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