キャンピングカーで行く山スキーと山歩き

アクセスカウンタ

zoom RSS 輝山北面、大崩山へ行ってきました

<<   作成日時 : 2012/01/11 16:51   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

1月8日、KさんとSさんの3人で南尾根から輝山山頂へ登り、北北東尾根を1860m辺りまで滑り下りて、山頂へ登り返し、南尾根を滑ってきました。素晴らしい仲間と天気、雪に恵まれ楽しい山スキーとなりました。この日、山頂で私のスカルパマエストラーレが一時滑降モードに固定できない不具合が発生しました。
翌1月9日は風雪の中、一人で大崩山を目指しましたが2340mで手指の冷たさに負け敗退、しかし降りたての美味しいパウダーはしっかり頂いてきました。

        輝山北面1900m付近の素晴らしい疎林
画像


以下、日を追っての記録です。

1月7日(土)
昼前に家を出て、通い慣れた41号を北上、14時頃、久手川の橋手前の駐車帯に着くと、丁度若い山スキーヤが滑り下りてきた。状況等を伺うと第3尾根経由で猫岳山頂まで行ってきたが、久手牧場も上部の尾根筋も雪はしっかり付いているとのことだった。
一旦、輝山北北東尾根の起点となる福地温泉のオソブ谷出会いまで偵察に行ったが、標高がやや低いせいかまだ積雪は十分でなく、あわよくばと考えていた輝山北北東尾根の最下部からの登り上げはさっさと諦めがついた。
この日はひらゆの森で長湯した後、道の駅上宝で車中泊した。流石3連休だけあって、車中泊車はいつの間にか10台以上に増えていた。

        福地温泉オソブ谷出合
画像


1月8日(日)
集合場所の平湯バスターミナルへ6時過ぎに到着、Kさんもやって来て今日のコースを相談してから乗鞍スカイラインの入口へ向かう。Sさんもやって来た。3人揃うのは昨年3月5日の猿ヶ馬場山以来だ。
早速出発準備、私は中4日の輝山だ。国道脇の温度計は-17℃を指示しているが、そこまでは下がっていないような気がする。

Kさん:アルマダJJ、TLTスピード、ガルモント
Sさん:テレマーク
ファントム:アイスランティック・ノマド、TLTコンフォート、スカルパ

7:22 スカイライン入口 1423m出発 既に平湯峠方面へ続1本のトレースがあり、有難く使わせて頂く。(早朝、スカイライン経由で四ツ岳へ向かった金沢のKさんのものらしい、有難うございます)

7:50 急斜面登り口 1523m スカイラインが右へ曲がる所から下部急斜面に取りつく。先頭を交代しながら登る。スキーの沈み込み量は30cm程

8:08 鉄塔 1589m ここから上部の南面を眺めると、前回に比べ積雪量も増えて出ている藪も大分減った。空も真っ青だ。

8:19 林道 1640m合流 まだ林道法面の段差が大きいので、今回も林道を忠実に進むことにする。途中の休憩でKさんがザックの後ろに付けたヘルメットを落としたことに気付く。
輝山山頂が朝日に輝いている。振り返ると久手牧場から第3尾根を登って行く人影がいくつか見える。

9:14 1860m地点 林道の最高点から右に登り上げると1860m地点へ到着、ここからは切り開きの境目を登り上げて行く。2030m辺りから樹林帯を進む。モンスターも大分発達してきた。
 
9:56/10:26 輝山山頂 2063m しばらくしたら後続の男性が到着したので3人一緒に写真を撮ってもらう。
日当たりの良さそうな所へ移動してしばらく休憩、シールを外して滑降準備していると、私の左のブーツ(スカルパ・マエストラーレ)の登高/滑降モード切替レバーを滑降モード側に切り替えても手応えがなく前傾角を保持できない。右ブーツは問題なし。しばらく弄繰り回してみたが状況は変わらない。滑り難いが滑れないことはないし、駄目なら途中で打ち切って戻ればいいということで、予定通り北北東尾根を滑り降りることにする。
上部は樹間が狭く、大きな段々も出来ていて少々滑り難い。1900m辺りでは左手の浅い谷筋が疎林で雪質もよく快適だった。
 
10:58/11:46 1840m地点 お腹も空いてきたし、登り返しのことも考えて下りはここまでとする。樹林帯のため展望は効かないが、上から陽は射すのでのんびりランチタイムをとる。
休みながらブーツを弄繰っていると、滑降モードへの固定ができるようになった。どうやら固定ピンが凍りついていたようだ。昨夜、暖房の吹き出し口の近くにブーツを置いておいたので切替機構部が暖まっていて、今朝雪の中を歩いた時に雪が溶け、水になって機構部に入り込み凍結してしまったのだろう。このようなことがあることを以降認識しておく必要があるようだ。、
シールを再度貼って登り返し開始、積雪が50cm以上あり、段々部の急傾斜もあって少々難儀したが1時間弱で山頂へ戻れた。山頂の踏み跡は特に増えておらず、今日、輝山は我々3人と後続の男性一人のみだったようだ。天気も良かったので対面の猫岳や大崩山へ向かった人が多かったようだ。

12:42/12:49 輝山山頂 山頂部は凹凸があるので少し下った所まで戻って、シールを外し滑降開始、上部はサラサラ雪で快適滑降、1700m辺りまで下ると、少し重たくなって来るが底付きしない深雪滑降を十分楽しめた。
最後の樹林帯急斜面は無理せずに慎重に下り、スカイラインはトレースを辿る。
Kさんのヘルメットが落ちていないか気にしながら下ったが見つけることはできなかった。見つけられた方はご連絡頂ければ幸いです。

13:50 スカイライン入口 無事下山できました。沿面距離:8.6km、累積高度:±936mのお気軽山スキーでした。

この後、3人でひらゆの森へ向かい、次回の相談などしながら露天風呂にのんびり浸かり疲れを癒した。現役世代で忙しいお二人とはここでお別れです。
私は明日に備えて、今夜も道の駅上宝へ向かった。

        乗鞍スカイライン入口(-17℃、本当かな?)
画像

        
        スカイラインゲート(先回より大分雪が増えた)
画像


        鉄塔下を登る
画像


        輝山山頂が輝いている
画像


        上部切り開きを登る
画像


        輝山山頂にて
画像


        北北東尾根下り始め(樹間が狭い)
        

        1840m付近でのランチタイム
画像


        北北東尾根登り返し
画像


        北北東尾根登り返し
画像


        南尾根を見下ろす(対面は久手牧場と第3尾根、右手はほおのき平スキー場)
画像


        南尾根上部での滑り
        

        南尾根中間部にて
画像


        南尾根下部での滑り
        

        GPSログ
画像



1月9日(日)
起きると雪が降りだしている。久手川の橋の先のいつもの駐車帯へ6時過ぎに到着、未だ真っ暗だ。既に1台駐車車両があり、出発の準備をしているのか、ヘッデンが動いている。明るくなるのを待とうとのんびりしていると、もう1台到着した。6時半頃には最初からいた車と2番目の車の人が久手牧場入口の方へ向かって出発して行った。

6:55 久手牧場横駐車帯 1400m 雪は結構激しく降っているが明るくなってきたので、行ける所まで行こうと出発する。私はいつものように久手川の橋の側の藪山から登り始める。
藪山を抜けて下部林道へ出ると、先行者のトレースは林道を大回りしているので、正面の急斜面を登り始める。膝くらいのラッセルとなり汗が噴き出してくる。

7:34 牧場中間林道 1566m 林道に出ると先行者のトレースがあり、有難く使わせて頂く。この辺りからは前日の滑走跡が10cmほどの新雪の下にぼんやりと残っている。
昨日ブーツが凍りついて滑降モードに入らないという経験をしたので、今日は時々歩行/滑降モードを切り替え確認しながら登って行く。

7:53 牧場切り開き 1660m 目印の木に着く。上方は降雪のため霞んでよく見えない。

9:01 夫婦松駐車場 1980m ようやく夫婦松の平地にでた。上部の建物の陰で先行の若者が一人休憩していたのでトレースの例を伝えてここからは先行する。2台目の車の人は何処へ行ったのかな?
しばらく進んで立ち止っていたら、先の若者が追いついてきたので先行してもらう。天気が悪いので大崩山へ向かうと云う。私も後を追うが直ぐに姿が見えなくなってしまった。早い!
トレースはスカイラインとの3回目の交点から、スカイラインを進んで行っている。旧猫の小屋側から大崩山へ取りつくのだろう。私は北西尾根伝いに登るつもりなので膝ラッセルしながら直進する。

10:16 スカイライン大崩山北西尾根分岐 2280m 天気が良ければ猫岳方面が見えるはずだが、今日は視界は効かない。スカイラインを右手に見ながら左のモンスターの間から尾根へ取りつく。尾根に入ると風も強くなってきて、雪の重みで傾いた木どうしが擦れあって不気味な音を立てる。
この頃には手の指が冷たくて感覚がなくなりかけ、時々アウターグローブの中で指を握ったり、アウタージャケットの中に入れて温めたりしながら登って行く。

10:30/10:56 登高打ち切り 2340m 手の冷たさに我慢できなくなり、ここで撤退することにする。アウターグローブをしたままシールをはがそうとしていたらチート・シートを風で飛ばされそうになり、逃さないよう飛びついたら深雪の中に頭から突っ込んでしまい、起き上るのに往生した。なんとかシールをしまい、ヘルメットをかぶって滑走開始だ。

10:59 スカイライン 2280m 100mほどオープン斜面があるが後は殆ど濃い樹林の中の滑降が続く。2080m辺りで後続の男女ペアが登ってきたので挨拶を交わす。

11:29 夫婦松駐車場 1980m 夫婦松の平地で大きな荷物を背負った単独男性とすれ違う。もう少し登った所でテント泊し、できれば明日上を目指したいとのことだった。
 
11:33/11:50 休憩 1930m 大分お腹も空いてきので、風当たりを避け樹林帯の中で休憩を取ることとし、初めて腰を下ろしてテルモスのコーヒーを飲み菓子パンを喉に流し込む。
この先からはオープンバーンが続き、深雪滑降を楽しめる。地図上1657mの右手の美味しそうなオープンバーンには何本かの滑走跡が残されていた。
この辺りから後を振り返ると大分視界も良くなっていて第3尾根上部も薄らと見えている。

11:59 牧場中間林道上 1580m この直ぐ手前で7〜8名づつの2パーティーとすれ違った。こんな遅い時間にどこまで行くのかな?
最後の急斜面は右手へ回り込みながら楽しく深雪滑降を楽しめた。駐車帯上部の最後の藪山は国道フェンス沿いが藪が少なかった。

12:15 久手牧場横駐車帯 1400m 今日もどうやら無事下山できました。沿面距離:9.3km、累積高度:±1022mの極寒の中の山スキーでした。

        登り口の藪山(下山時撮影)
画像


        1660m地点の特徴ある木々
画像


        夫婦松の平地
画像


        大崩山尾根分岐(右手は畳平に続くスカイライン)
画像


        登高打ち切り地点から上部を臨む
画像


        登高打ち切り地点から下部を望む
画像


        大崩山北西尾根のモンスター
画像


        1650m辺りから振り返る
画像


        GPSログ
画像


道具を片づけのんびり帰宅の途に着く。山間部から高山盆地に出る頃には陽も射すようになっていた。

手指の冷たさについては昨シーズン辺りから顕著に感ずるようになり、昨シーズン、グローブはアウター(-26℃)もインナー(2℃)もそれなりの仕様のものに切り替えた。それでも、我慢できないほど冷たく感ずることがある。
登りで額や背中に結構汗をかくので、あまり自覚はないが手にも汗をかいているのかもしれない。帰宅後早速、好日山荘へ行って、優れた汗抜け性能を有すると云うファイントラックのフラッドラッシュ・パワーメッシュ素材のインナー・グローブを買ってきた。次回は従来のインナーの下にこれを付け3重にして試してみようと思う。(単なる悪あがきかもしれない。やっぱり老化の影響大なのか?)

ブーツについても今日は問題なく滑降モードで固定できた。しばらくは登高時に確認しながら使ってみようと思う。




         

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
たまたまこちらのブログを見つけ、読まさせて頂いております。1月9日夫婦松でお会いしました単独男性です。あの後、スカイラインショートカット2本目2150m地点でテント泊しました。マイナス20℃まで下がりあまり眠れなく、翌日は猫岳直下2400m地点で断念しました。とても寒かったですね。ラッセルありがとうございました。
大阪のきよた
2012/01/13 00:05
きよた様
拙いブログにご訪問頂きありがとうございます。
あの寒さの中でのテント泊、凄いですね。
でも、あの寒さのおかげで山頂はともかくとして、サラサラパウダーは十分楽しまれたのではないでしょうか。
また、どこかの山でお会いしましょう。
ファントム
2012/01/13 09:30
お返事ありがとうございます。
おっしゃる通りサラサラパウダーとても良かったです。でもこの時期、重荷ですとちょっと辛く、やっぱりワンデイで狙うのが、より滑りが楽しめますね。
こちらこそ是非どこかのお山で!
大阪のきよた
2012/01/13 12:10

コメントする help

ニックネーム
本 文

山スキーの記録

2017年
  • 5月 針ノ木岳
  • 5月 木曽駒ケ岳
  • 5月 乗鞍剣ヶ峰
  • 5月 火打山
  • 4月 乗鞍剣ヶ峰
  • 4月 乗鞍位ヶ原
  • 3月 乗鞍位ヶ原
  • 3月 乗鞍冨士見沢
  • 3月 大崩山から平湯キャンプ場へ
  • 2月 輝山
  • 1月 乗鞍冨士見沢
  • 1月 大崩山
  • 1月 栂池天狗原
  • 輝山北面、大崩山へ行ってきました キャンピングカーで行く山スキーと山歩き/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる