キャンピングカーで行く山スキーと山歩き

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zoom RSS 昔のスキー仲間とのゲレンデスキーと温泉、そしてガリガリの大崩山

<<   作成日時 : 2012/02/13 16:45   >>

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2月10日(金)から11日(土)にかけ、昔のスキー仲間とほおのき平スキー場でゲレンデスキーを、そして平湯温泉のホテルで温泉と宴会を楽しむ恒例の集いがあって行ってきました。折角平湯まで行くのだからと、私は一足早く出かけて9日(木)に一人で大崩山へも登ってきました。

        スキーの上手なJIISAN達(1)
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昔のスキー仲間との集いの方は、新人(といっても還暦過ぎのjiisanばかりですが)4名を含む参加者11名と盛況で、楽しい一時を持つことができました。

山スキーの方は、輝山へ南面から登って、山頂から福地温泉のオソブ谷へ下り、路線バスで戻るコースを第一候補に、大崩山、猫岳へ登る各コースのデータも準備して出かけましたが、天候と久手牧場周辺の積雪の状況、そして雪崩リスク等を勘案して、この1月9日に2340m地点で逃げ出した大崩山へ向かうことにしました。しかし、この週初めの悪天は予想以上に標高の高い所まで雨を降らせたようで、2400m辺りまでガリガリの下地があり、何とか山頂を踏むことはできましたが、登り下りとも修行系の山行となりました。真っ白な雷鳥に至近距離で出会えたのが救いでした。

以下、日を追っての記録です。

2月8日(水)
夕食後出発し、通いなれた41号線を北上、下呂で給油し、道の駅飛騨街道なぎさで車中泊する。下呂の手前から降りだした雪は「なぎさ」でも降り続いていて明日に期待がかかる。

2月9日(木)
5時過ぎに「なぎさ」を出発、雪の降りしきる中、久々野から美女街道へ入り、158号線を東進、いつもの久手川手前の久手牧場横駐車帯へ6時半に到着、この時点で新雪は5cmほどと期待に反し多くはない。
車から降りて周囲の積雪を観察すると、新雪の直ぐ下はガチガチに凍っている。ここの標高(1400m)で、この雪質、標高の低い福地温泉はもっと悪いだろう。従って輝山山頂から福地温泉へ下る案は即却下。
雪はまだ降っていて、山の上部は見えない。一人で猫岳まで行くのはキツイだろう。一度気温が上がってからぐっと冷え込み、新雪も降り積もっていて雪崩のことも考慮せねばならない。大崩山ならば、樹林帯が大部分で急なオープンバーンもなく、雪崩リスクは小さい。何より標高が高いのでパウダーが期待できるかも知れない。ということで、1月9日に途中敗退した大崩山の山頂を目指すこととし、家内に計画変更の電話を入れて、出発の準備にかかる。

7:28 1400m 久手牧場横駐車帯 雪の降りしきる中、いつものように「自然愛護」の看板のある側の藪斜面から登り始める。普段なら静かな登りも、今日はガリガリと嫌な音がする。藪斜面を抜け出た所でクトーをリュックから取り出して装着する。最初の急斜面は樹林帯から取りつく、ここの登りはクトーがないとキツイだろう。
急斜面上の牧場切り開き部まで来ても、積雪は駐車地と同程度、薄い新雪の下はガリガリ、所々吹き溜まりもあってかえって始末が悪い。

8:29 1660m いつもの目印の木に着く。ここでも雪の状態はあまり変わらない。牧場切り開きを更に進み斜度が増してくると平均的な積雪は増え始めるが、薄い所と吹き溜まりの差が更に顕著になる。
念のため、スカルパ・マエストラーレの登高/滑降モード切替レバーを切り替えてみると、今回は右側が滑降モードに固定できない。氷結したらしい。
 
9:35/10:00 1980m 夫婦松駐車場へ出る。新雪は平均して20cm程に増えた。降雪で視界は100m程か、寒い。広場の奥の建物の下へ入り、ライターで右ブーツのモード切替レバー付近を加熱してみる。風で炎が消えたりして難儀したが15分ほどかかってようやく滑降モードに固定できるようになった。
夫婦松の平に入ってからはガリガリを感じなかったのでクトーを外す。テルモスの暖かいコーヒーでアンパンを喉に流し込みエネルギー補給してから出発する。スカイラインを尾根沿いにショートカットして行く。

11:24 2290m スカイライン大崩山北西尾根分岐 スカイラインの先は見えない。ここから樹林の尾根を登り始める。右手(西側)からの風が強くなり、アイスバーンが部分的に顔を出してくる。ここで飛ばされた雪が加算されて、吹き溜まりは更に深くなる。
前回逃げ出した地点で、またまた、弱気虫が囁き始めたが、今回は意地が勝って黙々と登って行く。樹林帯の中なのに等高線に沿って2mほどのクラックの入っている所が2ヶ所あった。下山時に嵌らないよう気をつけねば。
山頂下のオープン斜面は傾斜は緩いが下地が凍っているので念のため、中央登高は避け、端の岳樺の付近を縫って進む。

12:32/12:35 2523m 大崩山山頂 ようやく山頂付近に到着、元々のっぺりした山頂部で視界もないのでGPSで山頂を確認する。1月9日のリベンジができて良かった。小型温度計は-17℃辺りを指している。風も強いので寒い。風を避けられそうな場所を求めて、シールのまま少し戻る。

12:39/12:52 2515m 小さなモンスターの陰に隠れてシールを外し、ヘルメットをかぶって滑降準備する。冷た過ぎてアウターグローブを外せないので準備に手間取る。
自分がつけたトレースが強風でかなり消されていて、視界もあまり効かないことも相まって、上部はGPS片手の下りとなる。
2430m辺りで、左手に何か動くものを感じ、よく見ると真っ白な雷鳥が2羽、3m程の至近距離にいる。カメラを取り出し写真に納めることができた。
ガリガリと深い吹き溜まりで滑りは修行系だった。

13:14 2290m スカイライン大崩山北西尾根分岐 ここまで下ると視界は大分良くなってきた。ここから下ではガリガリ面が露出している所はなかったが、一面真っ白なため、滑り込んで始めて深い吹き溜まりなのか、薄い新雪のガリガリなのか判る状態で、これまた修行系。

13:38 1980m 夫婦松駐車場 登りトレースは完全に消えていて、下りラッセルで抜ける。普段なら特に楽しい牧場切り開き斜面も、ほんの一瞬浮遊感(但し、時々カリッと底付きあり)を味わえただけ、後は隠れガリガリと隠れ吹き溜まりのため転倒しないように滑るだけで精一杯だった。下部急斜面は煩い藪が少ない樹林帯をガリガリ音を立てながら滑り下りた。

14:06 1400m 久手牧場横駐車帯 どうにか無事下山出来た。今日のこの山域への入山者は私だけだったようだ。普通なら静かな山行を楽しめたというところだが、ガリガリ、カリッ(深雪の底付き音)、ドスッ(吹き溜まりへ突っ込んだ音)等結構賑やかな音を伴った修行系の山行となった。でも、山頂を踏めたし、久し振りに真っ白な雷鳥にも至近距離で会えたので、やっぱり登って良かったと思う。
この山域で、フカフカ雪滑走を楽しめるようになるためには、もう少し降雪が必要だ。

<沿面距離:11.54km、標高差:1123m、累積高度:±1378m>

        登り口
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        目印の木
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        夫婦松駐車場
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        スカイラインと北西尾根分岐
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       大崩山山頂部
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        真っ白な雷鳥
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        GPSログ
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荷物を片づけ、雪が深々と降る中、ひらゆの森へ向かい、ゆっくり湯に浸かってからほおのき平スキー場へ移動して車中泊する。

2月10日(金)
3時頃除雪車の音で目が覚めた。5時起床、朝食をとってから集合場所のロッジ・シュプール前へ6時に移動、今朝は平日なのに早くから多くの車が入って来る。
9時頃には昔のスキー仲間が集まってきた。今回は初参加4名を含め総勢11名と賑やかだ。メンバーには現役のSAJ正指導員や準指導員も多く、元国体選手もいて、皆さんスキーはお上手です。

最新のハイブリッドスキーイングなるものも教えてもらいますが、私はスキー学校のような所で教えてもらった経験がなく、低速で云われたようにやろうとしても、まるで小学校に入りたての子供が行進の練習をしていて同じ方の手と足を出してしまうような変な動きになってしまう。どうも、こういうのは苦手です。
ハイブリッドスキーイングと云うのは自然で楽に滑るスキーを目的としているらしいが、今でも圧雪ゲレンデは2,30km位高速で滑ってもそれほど疲れは感じないし、深い新雪も楽しく滑れる、アイスバーンだって好きではないが滑ることはできる。今更、人様にスキーを教えるような器量もないし、その気もない。現状特に必要性は感じないのでハイブリッドスキーイングの方は、言葉の理解だけに留めさせて頂き、当面は自分流のまま楽しむことにします。
それにしても、スキーの滑り方や教え方が目まぐるしく変わる中、70歳になってもそれを頭でキチンと理解し、身体で表現することができる正指導員のK大先輩の努力と能力には感服します。

山頂から見ると昨日登った大崩山方面は夫婦松辺りから上はガスに隠れている。ガリガリがしっかり隠れるほど積もってくれるといいのだが。

皆で一緒に滑ったり、休憩しながら近況報告をしあったりし、15時にはスキーを切り上げ、平湯温泉の平湯プリンスホテルへ向かう。

先ずは皆で缶ビール片手に露天風呂へ浸かり、雪見風呂と洒落こむ。夕食時の宴会、部屋へ戻っての続きで少々飲み過ぎてしまったようだ。

        大崩山方面はガスの中
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        ただの酒飲み(?)の集まり
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2月11日(土)
朝から快晴。朝食を済ませ、昨日と同じほおのき平スキー場へ向かう。途中久手牧場横の駐車帯には6、7台の車が駐車してあり、山スキーの準備をしているグループもいる。天気もいいので猫岳へでも行くのだろうか。
9時前にスキー場へ到着すると、既に第1駐車場は満杯で第3駐車場の端の方へようやく駐車できた。

ここほおのき平スキー場は2月14日から、今年の国体冬季大会アルペン種目(大回転)が開催されるため、各県の選手が入り、ポール練習を始めている。また、11日、12日には中部7県の技術選が開かれ200人近い腕(足?)自慢が集っている。リフトに乗りながら上手な皆さんの滑りを見るのも楽しい。

今日は山頂からの眺めも素晴らしかった。12時半まで皆で滑り、昼食をとったところで解散、帰路についた。途中の道路脇に国体冬季大会を歓迎する雪像が立っていた。

16時過ぎに帰宅できたので、久し振りに塩カルまみれのキャンピングカーを洗車してやった。

        スキーの上手なJIISAN達(2)
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        快晴の大崩山、猫岳、四ツ岳、烏帽子岳等
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        国体冬季大会歓迎雪像
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