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zoom RSS 大雨直後の乗鞍ツアーコース

<<   作成日時 : 2012/03/08 18:00   >>

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3月7日、大雨直後の乗鞍ツアーコースへ行ってきましたが、色々な事情で5番標識の少し上で打ち切り、穂高連峰を眺めてから凍った雨溝斜面を滑り下りてきました。

        十石山越しの穂高連峰
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2月19日の猿ヶ山敗退以来、野暮用があったり、風邪(?)で体調を崩したりで、中々雪山へ出かけることができず、悶々としていました。更に追討ちをかけるように大雨も。

7日、長野県中部に晴れマークが出たので、大雨による雪崩等のリスクの比較的低そうな乗鞍ツアーコースを目指すこととし、6日の午後、いつものように出発しました。
途中の藪原から奈川渡ダムへ抜ける県道26号の境峠付近の雪もだいぶ溶けています。結局、乗鞍高原温泉スキー場へ着くまで道路に雪はなく、スキー場の第3駐車場も地面が出ていました。駐車場には車は1台もありません。

3月7日(水)
昨夜は暖かく、明方2時過ぎまでベバストを入れる必要は感じなかった。4時前に起床、パンとスープの簡単な朝食を済ませ、テルモスにコーヒーを入れて、5時過ぎに少し上の国民休暇村前の駐車場へ移動。車から外へ出てみると、駐車場の舗装面は凍ってツルツル、スキー場の端の雪の上へ上がってみると、これまたカチカチのツルツル。
この時までは、6時に休暇村から登り始め、最低でも肩の小屋まで、あわよくば摩利支天か剣ヶ峰まで行こうなどと考えていたが、カチカチのツルツルに負け、しばらく待ってみることに。しかし、7時まで待っても状況は変わらない。
ならば、文明の利器のリフトを使うことにするか。8時半の運転開始頃には大分緩むだろうし、出発時間の遅れも1時間少々はキャッチアップしてくれるだろう。ということで第3駐車場へ戻る。
近くに山スキーの準備を始めた私と同世代と思われる方がいたのでお話すると、奈良の方で今日は位ヶ原山荘の支配人と、ここで待ち合わせて一緒に登り、今夜は山荘泊まりとのこと。その内に支配人の方も見えて色々お話を伺う。

メンバー:単独
用具:アトミック・スヌープダディ、TLTバーティカル、スカルパ・マエストラーレ

8時半になり、リフト券売り場へ行くと、昨日までの大雨の影響で最上部のかもしかリフトは終日運休、他のリフトも運転開始時刻は未定とのこと。とりあえず回数券を2枚購入、15分ほど待って動き出した最下部のやまぼうしシリフトに乗り、中間の夢の平クワッドリフト乗り場へ着くと、リフトは動いてはいるものの、パトロールがコースを点検、整備中でまだ乗車不可、どれくらい時間がかかるか不明とのこと、しばらく待ったが諦めて、ここからシールで登ることにする。準備をしていると通りかかったパトロールから、雨で雪面が陥没している所等あるので気をつけてとの有難いお声掛けがあった。暑くなることが予想されるのでアウタージャケットを脱ぎ、アウターグローブも脱いでリュックに挟み込む。

9:12 1608m クワッドリフト乗場 まだ表面が凍っているコースを歩きだす。昨日までの雨水が直径2mほどに集まって青色っぽく凍った所も数カ所あった。コース上部では圧雪車がコース整備をしている。

9:46 1810m クワッドリフト降場 ここに着いた頃、丁度クワッドリフトの乗車開始のアナウンスがあった。かもしかゲレンデの下部で直径は3m程の大きさで雪面が陥没していた。雨水が雪の下を川のように流れたのだろうか。今回の大雨は予想以上に強かったようだ。表面には出ていないが下に空洞が隠れている可能性もある。沢筋などでは注意が必要だ。
かもしかゲレンデの上部急斜面を登って行くボーダーが見える。自分は途中から初級者コースを迂回して登る。1950m付近で左手に、水流が認められた。

10:20 1940m かもしかリフト降場 ここからツアーコースへ入る。先のボーダーが急斜面を登って行く。いつのものか不明だがスキーのシュプールが数組残っている。雪面は乗っても崩れない固さがあり、ツルツルではなく、ざらざらしている。雨水が流れてできた縦溝もある。
急斜面の下でクトーを装着する。表面のざらざらのお陰であまり滑ることなく登って行ける。

10:42 2090m 入口急斜面上部 ここから上も雪の状況は変わらず。縦溝だけでなくボコボコも加わってきた。

11:21 2230m No.3標識 この雪の状態では滑りも全く楽しくないだろうな、下手すると怪我するかもしれない、空の色も期待していたほど青くならないな、、、ネガティブ要因が脳裏にチラツキ始めると登りのピッチも上がらない。当然先行するボーダーさんも視界に入らない。病み上がりだから仕方ないか、、、と、いつもの途中撤退思考パターンに簡単に陥ってしまうところが情けない。結局、No.5標識の先の穂高の峰々が見渡せる所を本日の最終地点にしてしまう。

11:38 2300m No.5標識

11:40/12:25 2304m 本日の最終地点 ツアーコースを少し北側へ外れた所でスキーを脱ぎ、荷物を下ろす。つぼ足での沈まない。アウタジャケットを着込んでからテルモスのコーヒーとアンパンで早めの昼飯とする。
ツアーコースの下部で穂高連峰を見渡せるのはここだけ、真っ青ではないが雲や霧はないので1月末に厳寒の中登った十石山越しに西穂、奥穂、前穂や霞沢岳、常念岳などが見える。
兼用靴スカルパ・マエストラーレとカジタのワンタッチ12本ツメアイゼンの組み合わせを実際に雪上で試していないのを思い出し、平坦地ではあるが着用して周囲を歩きまわってみる。特に問題はなさそうだ。
寒くないのでのんびり過ごしてしまった。シールを外し、荷物をパッキングし直して出発
縦溝、ボコボコ、そして表面のざらざらでエッジが引っかかって滑りずらいこと。スキーを下に向けたままで滑れるような状況ではないのでずらし主体の滑りとなるが、ずらすと凄い音がする。
No.5標識の少し下で大きな荷物を背負った位ヶ原山荘支配人と奈良の山スキーヤーとすれ違う。更にNo.3標識の下で、大きなリュックを背負った学生らしき10名ほどの山スキーパーティーに出会う。位ヶ原で雪洞泊するとのこと。楽しそう。
入口急斜面も横滑り主体で下った。どうにか怪我せずツアーコースを脱出できた。足を突っ張る滑りが続いたので立っていられないほど足が疲れた。

12:40/12:50 1940mかもしかリフト降り場 ここで再度、スキーを脱ぎ、荷物を下ろして大休止。背中にボードを背負い、前にリュックを抱えたボーダーさんがかもしかゲレンデを登ってきた。この少し上で遊ぶらしい。
しっかり休んで足の疲れも取れたので、リフト運休で誰もいないかもしかゲレンデの急斜面を滑り降りる。ざらざらがあって、多少エッジは引っ掛かるが縦溝やボコボコは殆どないので、ツアーコースに比べたら天国だ。ようやく滑りを楽しめる。同じように雨が降ったと思うがゲレンデは圧雪されて締まっている分だけ、非圧雪で柔らかいツアーコースの雪に比べて雨水に強く、縦溝やボコボコができにくいのだろう。
かもしかゲレンデを横切るエコーラインの奥に赤い雪上車が見えた。今冬から登場したキャットツアー用のものだろう。リフトの動いている夢の平ゲレンデも閑散としていた。

12:58 1608m クワッドリフト乗り場 朝、使わなかったリフト回数券が1枚残っているので、リュックをリフト乗場横へ置いて、空身でクワッドリフト1本分滑ってからリュックを回収し、最後の緩斜面を下る。

13:08 1575m 第3駐車場 結構厳しいコンディションではあったが怪我などすることなく無事帰着できた。

道具を片づけ、湯けむり館で乳白色の温泉にのんびり浸かってから、帰宅しました。

本日8日(木)も、かもしかリフトは電気系統調整のためと称して運休しているようです。今後、リフトを使って乗鞍ツアーコースへ入る予定の方は事前に確認されることをお薦めします。


        クワッドリフト乗場からの乗鞍山頂方面(右手の雪面の青味がかかったところは水溜りが凍ったもの)

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        かもしかゲレンデを見上げる(中央右手に雪面の陥没あり)
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        ツアーコース入口急斜面を見上げる
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        入口急斜面を見下ろす
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        NO.3標識下の斜面(縦溝とボコボコ、そしてシュプール)
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        No.3標識付近
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        No.5標識付近
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        最終地点から穂高連峰を望む
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        十石山と穂高連峰(吊り尾根が美しい)
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        新登場のキャット・ツアー用雪上車
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私のサイトにも来て頂きありがとうございました。あまりコンディションが良くなかったようですね。今シーズンは乗鞍に4回行っただけですが、そのどれもがいいコンディションでした。冬が終わろうとしているようですが、もう少し粉雪のチャンスがほしいものです。楽しみ尽くしましょう。
APG
2012/03/08 22:46
私も年に3〜4回は乗鞍へ行っていて、粉雪も3月は当たり前、4月に楽しめたこともありました。今シーズンは一体どうなってしまったのでしょうか。
寒気のもう一踏ん張りを期待したいところです。
ファントム
2012/03/09 09:49

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