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zoom RSS 四ツ岳2600mまで

<<   作成日時 : 2013/03/17 22:49   >>

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3月16日(土)、仕事でお疲れ気味のKさんを誘い出して四ツ岳へ北東面コースから登ってきました。
天気は良かったものの、登り難い雪質とコース取りの失敗、そして私の体力限界で頂上目前の2600m地点で引き返してきましたが、雄大な穂高連峰や笠ヶ岳の眺めを堪能し、滑りの方も上部はまあまあの雪質で楽しむことができました。
自分の歳を改めて思い知らされた山行でもありましたが、近い内になんとかリベンジしたいと云う思いも強くなりました。

    本日の最高地点(四ツ岳山頂までもう少しなのだが)
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    GPSログ
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前日、早めの夕食をとってから41号、158号で21時前に平湯へ入る。
「無断駐車厳禁」の看板が立てられたと云う平湯キャンプ場駐車場の様子をみようと寄ってみたが看板は判らなかった。しかし除雪作業の途中のように見受けられたので、ここでの駐車は止めて近くの平湯温泉スキー場の駐車場へ移動し車中泊した。

3月16日(土)
夜半から星が良く見えた。4時半に起きだし、おにぎりとインスタント味噌汁の朝食をとってからテルモスに熱いコーヒーを入れる。
6時前にはKさんも到着した。昨夜は単身赴任先から22時過ぎに帰宅し、今朝2時に起きて来たとのこと。ご苦労様です。
早速、シールを貼り、準備開始、今回は急な凍った斜面も予想されるためクトーだけでなくアイゼンも持参する。
天気は上々だ。スキーを担ぎ隣のキャンプ場へ向かう。キャンプ場の駐車場には横浜ナンバーの車が1台駐車してあった。

メンバー:Kさん、ファントム
用具:Kさん−ディナフィット・マナスル、TLTスピード、ガルモントAXON
    ファントム−アトミック・スヌープダディ、TLTバーティカル、スカルパ・マエストラーレ

6:22 1317m 平湯キャンプ場 背後には朝日を受けた笠ヶ岳が輝いている。雪面が凍っているので最初からクトーを着けて出発する。最初の谷は40〜50mほど登った所から左岸側へ抜ける方が登り易い。急斜面を登りきって平坦地を抜け、再度急斜面を登る。しばらく平坦地を進むと左手に大滝川を見る。上流の滝は見事に凍っている。

7:32 1580m 大滝川スノーブリッジ 少し下ってスノーブリッジに出る。まだしっかりしていて、もうしばらくは持ちそうだ。
ここで先行していた横浜からみえたと云う二人連れの山スキーヤーに合う。お二人はスキーをリュックに着けアイゼンに履き替えていた。谷からの段差は下流の方から登り上げたが手前の崖から登ったKさんは苦労したようだ。
段差を上がりきった所でアイゼンからスキーに履き替えている最中のお二人を追い越し先行する。
しばらく傾斜の緩い林間を進んでから1841mピークの急斜面に取り付く。先頭のKさんはグイグイと登って行くが、固い雪面の上に積もった5cmほどのグラニュー糖のような粘り気のない雪がずり落ちて登り難いことこの上ない。

8:36/8:44 1840m 休憩 堪らずここで腰を下ろして休憩。ここからも針葉樹林帯の急登が続く。ここでもずり落ちる雪に苦しめられた。昨年登った高千穂の峰の山頂下の蟻地獄のような砂の登山道を思い出しながらKさんの後を追う。

9:59/10:08 2160m 休憩 堪らずここでも腰を下ろして休憩。 
ここまで薄らと残っていた前日(?)の登りトレースを追うように登って来たが、どうやら北面コースのようで、2200m辺りからコースを左手に修正しながら登って行く。この辺りまで来るとモナカ状の雪となり、急斜面のため表面が割れて雪ごとずり落ちそうになる。
背後には穂高の山々や笠ヶ岳が綺麗に見える。
2370m辺りの急な谷を横断する所で、先行するKさんが前方に崖が現れて行き詰ってしまい、スキーを脱いでアイゼンに履き替えて崖の下をすり抜けるようにトラバースして行く。遅れていた私は手前の方からクトーだけ外してシールのまま下り気味に急斜面をトラバースする。途中で5mほど雪ごとずり落ちたが何とか安全地帯へ抜けることができた。久し振りに緊張した。ここを抜けるのに40分近くかかってしまい、高度も30mほどロスしてしまった。北東コースを登る場合、2000m辺りからもっと左手のコースを取った方が良かったようだ。

11:50 2340m 北東コース合流 ここから急なオープンバーンが続く。北東コースのシンボル的な存在の三角岩がようやく見えてきた。しかし、雪ごとずり落ちながらの厳しい登りに変わりはない。再度クトーを着け、下の固い雪面に刃先が刺さるようヒールリフターを一段下げ、浅目の角度でジグを切りながら登って行く。これまでの登り難い登高で足だけでなく腕も疲れきってしまった。上部へ来ると全く沈まない固い氷結面も時々出現する。風も強くなってきた。
Kさんはアイゼンで快調そうに登って行く。後で聞いたところでは、下が固く沈まなかったのでアイゼンの方が楽だったとのことだった。
先に急斜面を登りきったkさんが上から「頑張れ」と声をかけてくれる。ようやくここを登りきり、下を見ると三角岩の手前に旧噴火口跡だろうか大きな窪みが見える。すぐ近くのピークは金山岩かな?

13:07/13:40 1600m 空腹感が強かったので岩陰に隠れてリュックを下ろして腹ごしらえする。ここから山頂まではそれほど急ではない斜面を標高差で150mほど登るだけだが、これまでの私の疲労度を考えると帰りも長く怪我は絶対に避けなければらないのでKさんには申し訳ないが本日はここで打ち切りとしよう。
風は真冬のそれとは明らかに違っていたが、じっとしていると寒くなって来た。山頂へ続くハーフパイプ状の登高路を確認してから下り始める。
最初の右ターンでいきなり内スキーのトップが雪面にひっかかり転倒。ザラザラの雪面にノーマルキャンバーのスキーのせいか先落としがスムースに行かない。以後上部の急斜面はジャンプ・ターンで切り抜けた。Kさんは軽快にジャンプしながら滑り下りて行く。
2350m辺りまで下ると、登りに苦労したグラニュー糖雪が意外に滑り易かった。途中、動画を撮り合ったりしながら下って行く。
2100m辺りで自分達の登りトレースに合流すると壺足の跡が付いている。後でお会いした際お聞きしたところ横浜グループの方々のものでシール登高は諦めてアイゼンで2400m地点まで登られたとのことだった。

14:38 1580m 大滝川スノーブリッジ 段差を横滑りで下りてスキーを脱ぎ壺足で反対側の斜面を登り上げ、再度スキーを履く。この辺りまで下ると雪も大分悪くなり、足もパンパンになっている。ヤバそうな所は無理せず横滑りでごまかしながら下る。

15:12 1317m 平湯キャンプ場 何とか無事戻って来ることができた。もう足も腰も、そして腕も疲労困憊だ。深雪ラッセルよりも遥かにきつかった感じだ。

<沿面距離:13.1km、累積高度:±1820m>

    朝日に輝く笠ヶ岳(平湯キャンプ場駐車場から)
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    大滝川の氷瀑
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    大滝川のスノーブリッジにて先行の山スキーヤーさん
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    穂高の峰々や笠ヶ岳を背に登る(2250m付近)
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    三角岩がようやく見えた(2400m付近)
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    アイゼンで急斜面を快調に登るKさん
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    最後の急斜面を登る
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    急斜面上から振り返る(三角岩と旧噴火口跡の窪み)
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    穂高の峰々を背に滑るKさん
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    上部急斜面を振り返る(ジャンプターンで滑り降りた)
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    急斜面を滑るKさん
    
    
    ファントムの滑り
    

    
平湯温泉スキー場の駐車場へ戻り、ここでKさんとお別れし、私はひらゆの森で汗を洗い流してから来た時と同様に下道を走って20時半に帰宅した。

ひらゆの森や帰宅の途中、真冬の間は殆ど見かけることのなかったキャンピングカーも結構多く目にした。春になったなー。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様でした。距離も斜度もあり頂上は遠いですね。緊張する場面もありましたが、普段のストレスがぶっ飛びました。ありがとうございました、またよろしくです。
K
2013/03/19 21:20
Kさん
バテバテで足を引っ張ってしまい申し訳ありませんでした。
四ツはやっぱりタフな山ですね。いずれリベンジしたいと思います。
これに懲りずに次も宜しくお願いします。
fファントム
2013/03/19 22:34

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