キャンピングカーで行く山スキーと山歩き

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zoom RSS 四ツ岳リベンジ

<<   作成日時 : 2013/03/24 22:29   >>

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3月23日(土)に、先週(3月16日)2600m地点で引き返した四ツ岳へ再挑戦してきました。風が強かったので最後の100mほどはスキーをデポしてアイゼンでの往復となりましたが3度目にしてようやく山頂に立つことができ、途中僅かではありましたがプチパウダーを楽しむこともできました。

    四ツ岳山頂からの乗鞍方面
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    GPSログ(下部で大きな誤差が出ている)
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前日、今回も早めの夕食をとってから41号、158号で21時前に平湯へ入り、がら空きの平湯温泉スキー場の片隅で車中泊する。

3月23日(土)
夜中に霙が降っていた。4時起床、外を見ると結構濃い霧が出ていてテンションが上がらない。とりあえず前日買ったサンドイッチとインスタントスープで朝食をとり出発の準備をする。
「先週のリベンジに来たんだから」と自分に言い聞かせて重い腰を上げ、まだ霙が舞う霧の中を平湯キャンプ場の駐車場へ向け出発する。


メンバー:単独
用具:アトミック・スヌープダディ、TLTバーティカル、スカルパ・マエストラーレ

行程:平湯キャンプ場5:55−7:02大滝川スノーブリッジ7:03−11:28三角岩前11:28−12:43四ツ岳山頂12:48−14:44大滝川スノーブリッジ15:04−15:25平湯キャンプ場

沿面距離:13.1km、累積高度:±1820m(GPSデータから読み取ったものだが山頂まで届かなかった前回と奇しくも同じ数値)


5:55 1317m 平湯キャンプ場 スキーを履いて昨夜の雪が2〜3cm積もった中を出発する。枝に薄らと雪を纏った木々を霧が包み込む様は中々幻想的だ。下地の雪も前回と違って固くはない。最初の急な谷の登りも楽だった。

7:02 1570m 大滝川スノーブリッジ ここも前回と雪の量等特に変わった様子はない、少し下った所から対岸の段差を乗り上げる。ここも雪が柔らかい分楽に登れた。

7:45/7:50 1760m 最初の休憩 この辺りに来ると、いつの間にか下地の雪も固くなっている。立ったまま羊羹とゼリー飲料を口に入れ、クトーも装着してこれから始まる急な登りに備える。
この先の針葉樹の密集した急斜面は昨夜の新雪が数cm乗ってはいるものの樹から落ちた雪の塊が凍ってデコボコ、下りが思いやられる。
1900m辺りの雪面にリスのものだろうか、まるで意図的に描いた絵のような足跡が残っていて思わず微笑んでしまった。
それにしてもこの針葉樹の急斜面の登りはきつい。休み休み登って行くが汗が噴き出す。
2150m辺りから意識的に左へコースを取る。2280mで先回左トラバースで苦労した谷に出る。今回は予定通り100mほど低い所で渡り始める。

10:47 2340m 前回の恐怖のトラバース完了地点を通過、更に進むと三角岩が見えてきた。

11:28 2460m 三角岩前の平坦地へ出る。ここからの150mほどの広い急斜面はパックされた雪と凍った面が入り混じっているようだ。急な固い斜面でのキックターンを避けるため一旦南側へ大きく斜登高し、ブッシュが出ているところでキックターンしてから北西へかにさん登りを交えながら斜登高してこの急斜面を登りきる。

11:52 2600m 前回最高点を通過、風が強くなる。左側は大きな黒い岩が散在し右側は低い雪壁に挟まれたような谷に入る。谷の先に山頂部が見える。強風が渦巻く中、山頂でシールを外すのは大変という思いが頭を過る。

12:08/12:21 2650m 谷の真ん中に大きな岩があったので、ここにスキーをデポし、アイゼンに履き替えて山頂へ向かうことにする。念のため頭もヘルメットに換えておく。
山頂近くの吹き溜まりで膝まで潜っただけで他はアイゼンの爪が良く効く程度の固さで登り易かった。

12:43 2751m 四ツ岳最高地点 最も高い地点に先ず立ってみる。南側にはどんよりとした空の下に乗鞍の峰々が広がっている。すぐ近くの白い山は烏帽子岳か、剣ヶ峰までは大分距離がある。
北東には所々雲に隠れた穂高連峰が見える。笠ヶ岳は大部分が隠れている。

12:46/12:48 2744m 四ツ岳三角点 山頂部は結構広い。GPSの示す山頂は最高地点より70mほど北へ寄った所、ここに三角点が設置してあった。
北西の下方に猫岳と大崩山が見える。猫岳山頂部には黒い点が見えるが人影かな。
寒いので写真だけ撮って下山開始

12:56/13:15 2650m スキーデポ地点へ戻ってアイゼンとシールをしまい少しだけ食べ物を口に入れてからスキーを履いて下り始める。2600mより上は表面ザラザラのカチカチ、その下の急な大斜面は固めにパックされた雪面と所々にザラザラのカチカチの組み合わせ。大回りで滑り降りる。2430m辺りまではこのような雪面が続く。
ここから下はかたくり粉のような密なパウダーが10cmほど積もっていて感激、左へトラバースしなければならないので、なるべく高度を落とさないように左へ進んで時々ショートターンで真下へ滑り下りる。
2280m辺りの谷に壺足の跡が上へ続いている。これまで人の気配を全く感じられなかったのでホッとする。どなたかこの谷のパウダーを狙って登って行かれたようだ。
この谷を越えると針葉樹林帯へ入る。流石にお腹が空いてきた。

13:38/13:52 2230m 斜度の緩んだ所でスキーを脱いで腰を下ろし、テルモスのコーヒーとアンパンで遅い昼食をとる。
ここからまだしばらくは荒れていない固い雪面の上に数cmの新雪が乗った滑りやすい状態が続くが、2000m辺りまで来ると密集した樹から落ちた雪の塊がカチカチに凍っていて滑り難いことこの上ない。しかも30度以上の急斜面。横滑りやキックターン、時にジャンプターンを混ぜながら慎重に下る。
所々に自分の登りトレースとは異なるトレースと交わる。先程の壺足の主さんのものだろうか、二人連れのようだ。
1750m辺りまでくると下地も柔らかくなってきて滑りやすくなる。

14:41/14:48 1570m 大滝川スノーブリッジ 右岸の段差を下りた所でスキーを脱ぎザックに付けて壺足で登って行く。雪が緩んで時々脛まで沈み歩きにくい。スノーブリッジを渡り右岸の急斜面を何とか登りきる。

14:57/15:04 1600m 登りきった所で疲れ果てしばらく座り込む。ここから最後の滑りを楽しむと云いたいところだが既に足はパンパンに張っている、怪我をしないよう慎重に滑り下りる。雪が緩んでいて踏ん張る必要がないのが嬉しい。
最後の谷を下りればゴールはすぐそこだ。

15:25 1317m 平湯キャンプ場へ何とか無事戻って来ることができた。いつの間にか空は真っ蒼になっている。
今回も疲労困憊だったが山頂を踏むことができたし、プチパウダーも楽しむ事ができて本当に良かった。
スキーを脱ぎ、スキー場の駐車場へ戻る途中、人の乗った(当たり前)車が沢山横を通って行った。思えば今朝早く出発した時から人の気配を多少なりとも感じたのは「壺足の足跡」と「登りトレース」のみ、ヤッパリホッとする。


    出発時の平湯温泉スキー場P(濃い霧と霙)
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    最初の谷(霧があるだけで何か幻想的)
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    大滝川のスノーブリッジ(まだ健在)
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    1800m付近の斜面(樹から落ちた雪の塊が凍ってデコボコ)
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    リス(?)の芸術作品
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    前回左トラバースに苦労した谷を見上げる(今回は100mほど下を横断した)
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    三角岩が見えた
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    2600m地点(先回到達地点)から山頂方向を望む
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    四ツ岳最高(2751m)地点からの四ツ岳山頂部
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    四ツ岳三角点(2744m)
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    三角点から猫岳と大崩山を望む(猫岳山頂に人影?)
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    三角点から平湯温泉と槍穂高方面
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    笠ヶ岳が見えてきた
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    槍穂高も見えてきた
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    金山岩、硫黄岳と三角岩そして噴火口跡
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    2500m付近急斜面のシュプール
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    2350m付近急斜面のシュプール
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    2300m付近急斜面のシュプール
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    ひらゆの森Pからの四ツ岳
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平湯温泉スキー場の駐車場へ戻って道具を片づけ、今回もひらゆの森で汗を洗い流してから平湯トンネルを通って信州側へ抜け、実家で一晩お世話になり、今日24日(日)昼過ぎに無事帰宅できました。        

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
リベンジ、お疲れ様でした。次週に挑まれるとは、びっくりしました。2600mからは30分位でしょうか?、あと少しだったんですよね。
K
2013/03/26 08:11
Kさん
コメント有難うございます。
記憶が新しい内にと思って老体に鞭打って行ってきました。3度目の正直でようやく山頂に立てて嬉しかったです。
2600mからもヨタヨタと登って行ったので形態変更を含め50分ほどかかってしまいました。前回ここで止めたのは正解だったと思います。
ファントム
2013/03/26 08:39

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