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zoom RSS 乗鞍剣ヶ峰と富士見沢

<<   作成日時 : 2013/03/31 18:19   >>

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昨年十石山でお会いしたmaoyukiさんからお誘いを頂き、3月30日(土)にkさんと一緒にmaoyukiさんのホームゲレンデでもある乗鞍岳へ行ってきました。久し振りの快晴のもと、今年初の3000m峰である剣ヶ峰の山頂に立ち、山頂から滑降、更に富士見沢にまで案内して頂き、我々3人だけの静かな空間を楽しむこともできました。
山岳部の雪質は、もなかあり、凍ったところあり等テクニカルな所が多く難儀させられ、雪にスキーをとられての派手な転倒もありましたが無事下山することができました。
maoyukiさんのパワフルな登りと滑りに圧倒され、kさんの力強い滑りをあらためて認識させられた1日でもありました。そしてお二人には色々と気を使って頂いた「敬老山スキーの日」状態の1日でもありました。お二人さん有難うございました。

    乗鞍剣ヶ峰山頂にて
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    GPSログ
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乗鞍岳は6年前に山スキーを始めた時、真っ先に一人で入った山であり、以来シーズン初めや春スキーに年に2〜4回は通っていますが、シーズン初めの怪我のため今季は無理かなと思っていました。また、単独行ばかりだったため剣ヶ峰山頂まで登ったのは5月の2回だけで、後は肩の小屋辺りまででお茶を濁すことが多かった。
こんな時の願ってもないお誘いであり、二つ返事でお受けして出かけましたが、行って良かったとあらためて思っているところです。

以下記録です。

今回も前日早めの夕食を済ませて出発、中津川までは中央道を使い、後は下道を走って21時半に乗鞍高原の休暇村前駐車場へ到着、ここで車中泊

3月30日(土)
5時前に起床、のんびりサンドイッチの朝食をとりテルモスにコーヒーを入れる。早朝はガスが出ていたが7時頃には段々と晴れてきた。駐車場の車も増えてきた。5時頃と7時頃に各1人づつの山スキーヤーさんが出発して行った。
8時前にはKさんもmaoyukiさんもやって来た。

メンバー:maoyukiさん、Kさん、ファントム
用具:maouikiさん−サロモン・ポケロケ、ディアミール、ガルモント
    Kさん−ディナフィット・マナスル、TLTスピード、ガルモントAXON
    ファントム−ホーガン・アルパイン、TLTスピード、スカルパ・マエストラーレ
行程:ツアーコース入口8:59−10:19位ヶ原下急斜面トップ10:19−11:15肩の小屋11:27−12:45剣ヶ峰13:09−14:20富士見沢鞍部14:23−14:42位ヶ原山荘14:42−15:06かもしかゲレンデ15:12−15:17国民休暇村前駐車場
GPSデータ(リフト乗車分は除く):沿面距離;16.9km 累積高度;+1729m、−2082m

8:25 1600m 休暇村駐車場でスキーを履き、一旦トリプルリフト乗り場まで滑り下りてリフトの回数券を3枚購入する。

8:29 1570m 第1トリプルリフトに乗り込み、第2ペア、カモシカとリフトを乗り継ぐ。

8:50/8:59 1975m カモシカリフト降り場/ツアーコース入口 続々とツアー客が到着する。登山者が数人、山ボーダーも少ない、ほとんどがスキーだ。乗鞍大雪渓の管理人のYさん、塩尻Tさんなど毎週乗鞍に通っている乗鞍の主のような方々のお顔もある。シールを張って登高の準備をする。暑くなりそうなのでアウターは脱いでザックにしまい、登り始める。
雪は緩んでいるのでシールが良く効き登り易い。

9:15 2190m 入口急斜面トップ 後を振り返ると後続の人達が登って来る。
2番標識の下には今年もジャンプ台が作られていた。5番標識上の平坦地に出ると右手に穂高の峰々が顔を出す。
6番標識上のうねりも全く気にならない。

10:19 2450m 位ヶ原下急斜面トップ付近 急斜面もシールが良く効き登り易かった。登りきると真っ白な位ヶ原の先に左から高天原、剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳、摩利支天岳、富士見岳の大パノラマが広がる。下の方の雪は例年より多いようだが山頂部の雪は少なめに感ずる。
ここまで来ると強い風も当たるようになり、寒くなって来たのでアウタージャケットを着込み、アウターグローブもはめる。
広大な位ヶ原を各自好き勝手なコースで肩の小屋を目指す。

11:15/11:27 2760m 肩の小屋 小屋下の吹き溜まりの雪山の陰でしばし休憩。初めて乗鞍へ来た6年前はツアーコース入口からここまで3時間半位かかったような記憶が、、今回は2:16ほどと大分進化したものだ。
クトーを着けて登り始めるが標高で30mほど登った所でmaoyukiさんよりアイゼンに切り替えようとの指示、この時、アイゼンの袋を強風に持って行かれてしまった。シールを剥がしたスキーをリュックに括りつけ登り始める。雪が固いのであまり沈まないが風が強いのでやっぱり苦しい。休み休み登って行く。蚕玉岳ピークを巻き、剣ヶ峰との鞍部に出る。ここにリュックやスキーが数個デポしてあったが、我々は山頂まで担ぎ上げることにする。
後からヒイヒイ云いながら登って行くと、山頂鳥居の手前でmaoyukiさんとKさんが待っていてくれる。ようやくそこへ辿りつくと「お先にどうぞ」と云ってくれる。折角のお二人の厚意に感謝しつつ「お先に」と鳥居をくぐらせて頂く。
 
12:45/13:09 3026m 乗鞍剣ヶ峰山頂 着きました。この時期は初めてだ。山頂にいた人に3人揃って写真を撮って頂く。
風を避けて東へ回り込み信州側の山頂神社の下でしばらく景色を眺める。南には御岳山、西に白山、北には穂高をはじめとする北アルプス南部の山々が鎮座している。摩利支天岳の右奥に少しだけ見えるのが先週登った四ツ岳か。
ここでスキーを着け、蚕玉岳との間の鞍部まで岩の間を慎重に下る。鞍部からは写真や動画を交互に取りながら急な谷状地形を滑り降りる。2cmほどの皮のもなか雪を割りながらの滑降なので気持ちで負けないようにする。
谷が開けて傾斜が緩んできた辺りの左ターンで内スキーエッジが引っ掛かって1回目の大転倒をやらかす。
肩の小屋下の標高2700m付近まで滑り下りて、maoyukiさんから「このまま滑り降りると2時前には駐車場へついてしまう。早すぎるので富士見沢へ行きましょう」との提案、Kさんが私の体力を心配してくれたが、折角なので行ってみることにする。

13:29/13:48 2690m 摩利支天岳の急斜面をトラバースし、途中のハイマツが少し頭を出した所で遅い昼食をとる。眼下の位ヶ原にはアチコチに人が散らばっていて、滑り難い雪のせいかキャーとか悲鳴も聞こえてくる。
剣ヶ峰と蚕玉岳の鞍部には順番待ちをしているのか10人近い人影が見える。
ここで再度シールを装着し、通称「滑り台」のトップを目指して登り始める。太陽光を受けにくい面のせいか固く凍っているところもある。

14:05 2790m 滑り台トップ ここでスキーを脱いで肩に担ぎ、岩が露出した斜面を下る。兼用靴での岩場歩きは難儀だ。

14:20/14:23 2760m 富士見沢鞍部 先程の位ヶ原の喧騒が嘘のよう、静寂だけが漂う広大な素晴らしい斜面が目の前に広がる。塩尻Tさんのものと思われるシュプールだけが残っている。
ここでも写真や動画を撮り合いながら滑り下りる。残念ながら、ここももなか雪、傾斜が急なうちは重力を利用して強引に皮を割って行くことができるが、斜度が緩んでくると中々テールを横にズラすことができない。ここでも右ターンで内スキーを引っかけて2回目の大転倒。
更に下部で右ターン時に3回目の大転倒、ヘルメットを被っていてよかった。

14:42 2350m 位ヶ原山荘前を通り抜ける。営業中らしいが人影は見当たらなかった。エコーラインをショートカットしながら林間を滑り下りる。
冷泉小屋横を通り抜け、林間を下って小さな橋を落ちないよう気をつけて渡る。要所要所でmaoyukiさんが注意を的確に出してくれて助かる。少し急で樹が密な登山道沿いの尾根を抜けると後はエコーラインを淡々と下るのみ。

15:06/15:12 1940m ようやくかもしかゲレンデの中間点へ抜け出た。ここでしばらく休憩。グサグサ雪の急斜面を大勢のスキーヤーが楽しそうに滑っている。インストラクターに先導された上級者達が見事なトレインを組んで滑り降りて行く。
我々も最後の斜面を楽しみながら滑り降りる。

15:17 1600m 休暇村前駐車場 今日も疲労困憊だったが剣ヶ峰山頂に立ち、富士見沢という別天地まで滑って無事下山することができた。これもお二人が色々と気を使って頂いたお陰です。あらためて感謝いたします。

    ツアーコース入口(乗鞍御三家の大雪渓管理人さん、Tさん、maoyukiさん他入山者多数)
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    入口急斜面トップから
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    5番標識付近にて
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    位ヶ原入口から(左/剣ヶ峰、右/摩利支天岳)
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    位ヶ原入口から(正面/摩利支天岳、右端/富士見岳)
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    肩の小屋から(左から剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳、上部の雪は以外に少ない)
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    鞍部から剣ヶ峰(強風が吹き抜ける)
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    鞍部から下界(?)を眺めるお二人
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    鞍部から穂高の峰々を背に
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    山頂からの眺め(位ヶ原の先に穂高の峰々)
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    剣ヶ峰/蚕玉岳の間の谷の滑降(Kさん提供)
    

    左/剣ヶ峰と中/蚕玉岳の間の谷状の急斜面を滑り下りた
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    滑り台トップのお二人さん
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    富士見沢大斜面を見上げる
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    富士見沢下部にて(後方は屋根坂)
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    位ヶ原山荘
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    冷泉小屋
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休暇村駐車場でお二人とお別れし、私は明日が最終営業日という「湯けむり館」に浸かってから20時過ぎに無事帰宅しました。               



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様でした。
メジャーなんだけど、あらためて乗鞍の山域の広さを感じることができる山行きでした。
次回もまた、よろしくお願いします。
K
2013/04/01 21:13
こんばんは
先日はお世話になりました。楽しかったです。
また乗鞍へ山スキーに来てください。
今度は奥様と・・・どうでしょう?
maoyuki
2013/04/01 23:52
kさん
お疲れ様でした!そして色々お気づかい有難うございました。
これまでに何回か通った乗鞍ですが、あらためて奥深さを再認識させられました。毎週のように通う方達の気持が分かるような気もしますね。
次回も宜しくお願いします。
ファントム
2013/04/02 20:55
maoyukiさん
敬老山スキーの日を作って頂き有難うございました。乗鞍の雄大さにあらためて感動し、完全燃焼することができました。そして、ロングコースをやり終えて、まだまだやれると云う気持ちも少しは持てたような気もします。
大分ひねた新入社員ですが、2日目の勤めを無事終えてきたところです。
家内は山スキーはやりませんが、そういえば40年ほど前の5月末、まだエコーラインに自由に車の乗り入れができた頃、位ヶ原山荘から二人でアルペン・スキーを担いで剣ヶ峰まで(家内は途中でスキーをデポした)登ったことを思い出しました。
ファントム
2013/04/02 21:21

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