石鎚山、剣山、大山を山歩してきました

ETC休日特別割引の最後のチャンスを利用して四国の石鎚山と剣山、鳥取の大山を山歩してきました。3山とも雨に降られましたが久し振りの山歩きを堪能してきました。これで100名山は72座となりました。

        南東側1982mピークから眺めた石鎚山天狗岳
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更新の間が大分空いてしまいましたが、お陰様でこのブログもスタートからほぼ半年経ちました。この間、タイトルに「山歩き」も掲げているのに「山歩き」ネタは1回も登場していません。
既にスキーも全てチューニングに出し、ボツボツ「山歩き」モードに切り替えねばと思いつつ、今年は4月に納古山という標高633mの美濃の低山(但し濃尾平野の眺望はいいです)へ家内と登ったのみでブログネタとしてはやや不足感が・・

等々思っていたら、高速道路の休日特別割引が6月19日で終了(理由が東日本大震災の復興財源捻出のためなので、仕方ないでしょう)というニュースが流れ、折角だから最後のチャンスをちゃっかり利用させて頂こうと九州の100名山(韓国岳は新燃岳噴火の影響で立ち入り不可のようですが)の山歩を計画しました。
ところが出発間際になっても九州地方では記録的な大雨が続いていて治まる気配がありません。そこで急遽、比較的降雨量が少なさそうな四国、中国地方の山に変更することにし、大急ぎで登山道情報、GPSデータの準備、経路等を調査してあわただしく出発しました。尚、恥ずかしながら、四国や山陰地方へ足を踏み入れるのはこの歳になって今回が初めてです。(北海道はプライベートだけでも10回以上行っているのに・・) そこで遠回りにならない範囲で観光スポットも少々入れたいと思いつつ・・

以下日にちを追っての記録です。

6月17日(金) 14:30に自宅出発、給油後春日井ICから東名道に入り、名神道、中国道を経て山陽道へ、三木SAで給油後瀬戸中央道で初の四国入り、高松道の豊浜SAへ20時過ぎに無事到着、途中、特に渋滞等もなくスムースに走れてよかった。尚、瀬戸中央道の料金ゲートをうかつにも金曜日の20時前に通過してしまったため休日特別割引は受けられませんでした。
豊浜SAでP泊しましたが比較的静かでよく眠れました。
17日の走行距離:438km

6月18日(土) 石鎚山山歩
4時前起床、SAの終夜営業の店で朝食をとってからSAを出発、高松道から松山道へ入り、いよ西条ICで高速道路を下りる。国道11号、194号を経て県道12号に入り、山道を走って、6時前には石鎚登山ロープウェイの駐車場へ到着、県外ナンバーの車が既に10数台駐車しているが人の気配のある車は4台ほど。早速係りの人が駐車料金の収集にやってきて500円支払う。この頃から雨がポツポツと降り始めてきました。
ロープウェイの始発は7:40なのでコーヒーを入れてのんびり過ごしてから、登山の準備する。蒸し暑くなりそうなので雨具はリュックに入れ、リュックカバーだけ付けてロープウェイ乗場へ向かいます。

7:40 431m ロープウェイ山麓駅発、乗客は10人ほど、ロープウェイをは結構な上昇角で上がって行く。
7:51 1280m 山頂駅、ロープウェイを降りてそのまま歩きだす。雨はまだ霧雨状、道幅は2mほどあり登山道というより遊歩道の感覚。
8:05/8:10 1400m 中宮成就社 立派な社殿や旅館、土産物屋さんがある。神社でお参りし、雨が本降りになってきたので雨具の上着だけを着る。ここからしばらく緩やかな下り道を進む。
8:23 1300m 八丁 標高差で100mほど下って鞍部の八丁に着く、ここから登りとなるが遊歩道のようによく整備された登山道が続く。 
9:12 1652m 夜明峠 ロープウェイを使わずに登ってくるとここで合流するようだ。
9:38/9:48 1800m 二の鎖元小屋 土小屋から登って来たという3人の若者が休憩していた。ここでおにぎり1個を食べ小休止、鎖場があるが雨が酷く滑りやすいので全て巻き道を登る。巻き道の一部は鉄製の立派なもので、どのようにして作ったのか知りたいものだ。 
10:03/10:08 1965m 弥山 以外にあっさりと着いてしまった。山頂神社でお参りする。ガスが濃く天狗岳が時々ぼんやりと見える程度。多くの登山者はここまで来て下山するようだが、折角だから石鎚山の最高峰である天狗岳へ向かうこととする。弥山から極太の鎖を掴みながら大岩を下って岩の痩せ尾根へ出て、滑落しないよう注意しながら進む。左手はほぼ垂直に切れ落ちているがガスのため高度感はあまり感じない。
10:24/10:44 1982m 天狗岳 一旦天狗岳の岩峰を通り越し、もうひとつ先の1982m岩峰まで行ってから天狗岳へ戻り、後続の方に写真を撮って頂く。弥山へ細心の注意を払いながら戻る。 
10:52/11:05 1965m 弥山 このような悪天候の中でも登山者が結構登ってくる。神社下のベンチで腹ごしらえしてから下山にかかる。
11:34 1652m 夜明峠 途中の霧のベールに覆われたぶなの林が幻想的だった。 
12:12 1300m 八丁 ここからの登りが意外に長く感じた。
12/27/12:30 1400m 中宮成就社 お礼参りをしてから山頂駅へ向かう。 
12:40 1280m 山頂駅へ着くと丁度下りのロープウェイが発車するところだった。靴を洗ったりしながら次のロープウェイを待つ。
13:00 山頂駅発 繁忙期でないせいか、駅員一人で売店、発券、改札、ドア開閉をこなしていた。
13:10 山麓駅着

<水平距離:9.7km、沿面距離:10.6km、標高差:761m、累積標高差:+1054m 登り:2:33、下り:1:56  山頂駅と天狗岳間の記録です>

        駐車場とロープウェイ入口(左手のアーケードの先に駐車場がある 背の高いキャブコンでも入れます)
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        中宮成就社
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        弥山山頂(ガスガスです)
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        天狗岳山頂にて       
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        立派な鉄製巻き道(下山時撮影)
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        霧のぶな林(幻想的でした)
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        GPSログ(登り下りとも同一コース)
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車に戻って汗と雨でずぶ濡れの衣服を着替えてから西条の市街地を目指して山道を下ります。市街地の武丈の湯という温泉に入ってようやくさっぱりしました。

その後宇佐美のスタンドを求めて国道11号を東進し新居浜で給油(軽油は宇佐美が安いので全国のSSマップを携行しています)後、土居ICから松山道に乗って、徳島道吉野川SAへ19時前に到着、ここのレストランで夕食をとってからP泊しました。当初は剣山登山口まで入る計画でしたが、雨予報だったので、山道で土砂崩れ等に巻き込まれても困るので安全な所でP泊し、明朝早く出発するように変更しました。
18日の走行距離:167km

6月19日(日) 剣山山歩
4時前に起床、前日SA売店で買っておいたおにぎりを食べ、4:45出発、美馬ICで徳島道を下りて国道438号を南下、なかなか走り応えのある山道を延々と走り6時過ぎにようやく剣山の登山口である見ノ越へ到着、トンネル手前右にある無料駐車場へ駐車できました。既に5台ほど駐車していて、熟年3人組が出発準備をしています。この駐車場の奥にはリフト客用の2階建て駐車場もあります。
今日も霧雨が舞っているが雨具を着けるほどではないので昨日と同じ格好で出発します。

6:34 1396m 剣神社登山口 駐車場から少し戻って、神社の参道を登り、神社でお参りしてから右側の登山道を進む。しばらく行くと登山リフトと交差し、この下をくぐり抜ける。森の中を大きくジグを切りながら登山道は伸びている。森から抜け出て見通しが効くようになるとリフトの終点西島に着く。 
7:04 1712m 西島 雨が本降りになってきたので雨具の上着を付ける。登山道の脇の急斜面にイノシシのものと思われる足跡が残っていた。 
7:30 1820m 大剣神社 背後に頭がギザギザした大きな岩が鎮座している。ここから上は笹原の中の登山道を進む。途中で5人パーティーが下山してきた。少し上がると頂上ヒュッテが見えてきて、山頂神社の社務所の前を抜けると頂上台地へ出る。台地には植生保護のための木道が敷かれている。
7:51/7:57 1954.7m 剣山山頂 木道を進むと山頂に着く、先行者が2人いて、写真を撮って頂く。途中の国道438号から見えたピラミタルな山は次郎ぎゅうと呼ばれる山で、直ぐそこに見える。
雨もしっかり降っているので山頂の木道を1周してから下山を開始する。
8:16 1820m 大剣神社 ここから少し下ったところにある御神水(おしきみず)を目指す。
8:19/8:26 1800m 御神水は名水100選に選ばれた名水で壇ノ浦で敗れた安徳帝と平家伝説のいわれががあるとのこと。折角なのでプラティパスの水2りッターを御神水に入れ替えました。ここからは遊歩道を下ります。
8:39 1712m 西島 雨は殆ど上がり、蒸し暑いので雨具を脱ぎます。
9:09 1396m剣神社登山口 

<水平距離:6.1km、沿面距離:6.3km、標高差:558m、累積標高差:+585m 登り:1:17、下り:1:12>

        途中の国道438号から見える剣山(左)と次郎ぎゅう(右)
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        駐車場(奥はリフト客用の駐車場)
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        剣神社登山口
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        大剣神社
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        剣山山頂にて
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        剣山山頂から次郎ぎゅうを望む(天気が良ければ稜線歩きが楽しそう)
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        御神水の説明板
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        GPSログ(下りで御神水を経由した以外同一経路)
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駐車場へ戻る頃には時々薄日も出るようになり、これから登山リフトを使って剣山へ登ると云う人もいます。車に戻って濡れた衣服を着替え、時間も早いので今後の予定を練り直し、祖谷(いや)のかずら橋を見ながら高知道の大豊ICを目指すことにします。

剣神社のすぐ下で国道439号(舗装はされているものの道幅は1車線の林道並みです)に入り南に向かいます。奥祖谷の二重かずらばしを500円の入場料を支払って見学します。他の客はだれもいません。二つのかずらばしと野猿がありました。野猿にも乗ってみましたが意外にスムースに動きました。

        野猿
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        かずらばし
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国道439号を更に南下すると、集落に沢山の人影が現れてびっくりしましたが案山子でした。いろんなキャラクタがあってとても面白かった。
       
        名頃地区の案山子
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更に439号を南下し菅生地区のいやしの温泉という所で温泉に浸かって汗を落とし、昼食のそばを食べて、また南下。栃之瀬小学校近くで県道32号に入り、祖谷のかずら橋(こちらが観光バス等が訪れる賑やかなかずら橋のようです)近くを通り、大歩危から国道32号に入って、ようやく高知道の大豊ICへ入ることができました。
高速道路は流石に休日特別割引最終日とあってか車は多いが流れは順調、瀬戸中央道へ入り、与島PAに入って瀬戸内海と瀬戸大橋の眺めを楽しみました。与島PAは車が溢れていました。

        与島PAからの瀬戸大橋と四国方面
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瀬戸中央道で岡山県に入り、山陽道へ合流するところで数キロの渋滞がありましたが、何とか乗り切れました。山陽道の広島方面は事故渋滞で流れが止まっていました。その後、岡山道、中国道を経て米子道へ入り、蒜山SAに18時過ぎにようやく到着しました。ここで夕食をとりP泊しました。
19日の走行距離:344km

6月20日(月) 大山山歩
4時過ぎに起床、夜半に強い雨がありましたが今は止んでいます。5時前に蛭山SAを出発し溝口ICで米子道を下り、大山登山口へ向かいます。途中の道路から見える大山は中腹よりやや上から雲に隠れています。南光河原駐車場へは6時前に到着、早速登山の準備をします。結局、今日も似たような天気なので昨日までと同じような格好で出発します。

6:02 761m 南光河原駐車場を出発し夏山登山道を進む、この山も登山道は綺麗に整備されている。途中で若者二人が下山してきた。8合目まで行ったが強風と霧が酷くて下りてきたとのこと。
7:19/7:25 1350m 6合目避難小屋 ここまでくると樹木の背が低くなり視界が開けてくる。雨も時々パラパラとくるようになったので雨具の上着を着込んで出発する。直ぐに雲の中に入り、風が出てきて視界も悪くなる。
8合目辺りから傾斜が緩み、9合目辺りからは植生保護のための木道になる。頂上避難小屋を右手に見ながら行くと山頂は直ぐだった。
8:09/8:20 1710.6m 弥山山頂 大山の本当の山頂はこの先にある1729mの剣ヶ峰だが、ここから先へ進むのは止められており、ここの標識にも「大山頂上1710.9m」と記されているので、有難く大山山頂に立てたことにさせて頂きましょう。
8:21/8/30 1685m頂上避難小屋 避難小屋は立派な作りでした。中で一休みし、エネルギーを補給してから下り始めます。7合目付近で雲の下に出ました。
8:57/9:02 1350m 6合目避難小屋 大山北壁が見えます。急な斜面の方から落石の大きな音が聞こえてきました。蒸し暑くなったので、ここで雨具の上着を脱ぎます。後は淡々と下るのみです。
9:42 761m 南光河原駐車場 思ったより早く下山できました。

<水平距離:6.3km、沿面距離:6.7km、標高差:950m、累積標高差:+971m 登り:2:07、下り:1:22>

        南光河原駐車場
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        夏山登山道入口
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        登山道(きれいに整備されていて歩きやすい)
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        6合目避難小屋
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        9合目より上部の木道
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        山頂標識
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        剣ヶ峰方面への縦走は止めるよう呼び掛ける看板
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        大山山頂にて
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        頂上避難小屋
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        大山北壁(なかなか険しいです)
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        GPSログ(登り下りとも同一コース)
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車中で着替えてからいよいよ帰路につきます。途中、鳥取砂丘と余部鉄橋は是非見て行きたいところです。

大山から地方道で国道9号線へ出て東進し、羽合温泉のハワイゆーたうんで汗を落とします。その後も9号線を日本海に沿って東進、鳥取市街をかすめて鳥取砂丘へ到着、平日にもかかわらず大勢の観光客がいます。市営の有料駐車場へ駐車し、海岸近くの丘まで歩いてみました。砂丘越しに今朝登った大山も遠望できます。

        鳥取砂丘
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        砂丘と日本海と遠く大山
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鳥取砂丘の少し先で9号線は内陸方面へ入って行くので海岸沿いの国道178号線に移り、香美町の小さな湾に出ると正面の大分高い所に鉄道橋が見えます。既に新しい鉄道橋が供用されていて古い余部鉄橋は西側の一部が残されているのみでした。

        余部鉄橋(左のコンクリート製が新しい橋)
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引き続き178号線を東進して豊岡を過ぎ、京都府へ入ったところで国道312号線へ乗り換えて東進、国道178号線を経て舞鶴へ、ここで更に国道27号線へ乗り換え東進、次いで国道303号線を経てようやく琵琶湖西岸を通る国道161号線に入ります。今夜のP泊地である道の駅マキノ追坂峠へ着いたのは20時過ぎでした。
この道の駅にはトラックが沢山停車していましたが、乗用車エリアは静かでした。
20日の走行距離:359km

6月21日(火)
強い雨の降る中、5時過ぎに道の駅を出発し、伊吹山の麓を通り抜け、8時前に無事帰宅しました。
21日の走行距離:104km 全走行距離:1412km

私の山歩きのポリシーは「天気が悪ければ登らない、良くなるまで待つ」でしたが、今回ばかりは休日特別割引に目がくらみ、雨天3連荘となってしまいました。幸い、3山とも登山道が遊歩道並みによく整備されていて、特に危ないところもありませんでしたが、景色や山の花など楽しむことは全くできませんでした。「こんなのは山登りではない」という考え方もあれば、「これも山登り」という見方もあります。
まあ、あまり固く考えずに、それなりに行程を楽しめ、山頂に達し、無事帰宅できたので良しとしましょう。

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