鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳の記録

9月7日から9日にかけて黒部川源流域の鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳へ登った際の記録です。
これで100名山は81座、北アルプスは薬師岳を残すのみとなりました。

        水晶岳山頂からの黒部川源流域(雲の平と黒部五郎岳、遠くに白山)
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        GPSログ(沿面距離総計:約60km、累積高度:約±5400m)
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まだ登っていない100名山のうち、最も長い行程を要する北アルプス奥地、黒部川源流域の黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳の3山は一気に登ってしまうのが得策で、1日目に新穂高温泉から三俣山荘まで登って宿泊し、2日目に鷲羽岳と水晶岳に登頂してから黒部五郎小舎まで移動し、余力があればその日のうちに黒部五郎岳にも登頂して黒部五郎小舎泊、3日目は前日登頂していなければ黒部五郎岳に登頂してから新穂高温泉を目指して下山、時間的に厳しければ途中の鏡平山荘に泊まって下山するという計画を立てていました。テント泊も考えましたが9月に入れば山小屋の混雑もそれほど酷くはないと予想され、荷物軽量化を優先し小屋泊とします。
長丁場になるため好天の続きそうな日を天気予報とにらめっこしながら待っていたところ、台風12号が日本海へ抜けた5日になって10日土曜まで好天が続くという予報が出てきたため6日に家を出て7日から登り始めることとしました。

以下、日を追っての記録です。

9月6日(火)
いつものように昼過ぎに家を出発、空いた41号線をのんびり走り、途中飛騨萩原のスーパーバローで食糧を調達、平湯のひらゆの森で温泉にゆっくり浸かって英気を養ってから新穂高温泉の登山者用無料駐車場へは18時少し前に着きました。来る途中、見上げる空に夏の積乱雲はなく、秋の雰囲気漂う雲のみでした。明日からの好天に心も弾みます。
ウィークデイだから駐車場は空いているだろうと思ってきたら、驚いたことに既にほぼ満車、ぐるっと1周してみても、下山後、車を出しにくそうなところが3台空いていたのみでした。その内の1ヶ所に慎重に納めます。駐車できて良かった。
それにしても世の中ヒマ人(自分もそうですが)が多いですね。後で山小屋で会った方々と話していても、出足の良い人が多いのに皆さん一様に驚いていました。中には駐車場で2日間天候待ちした方もみえたとか。遅れをとった方は随分下の方の駐車場へ停めて長い距離を歩いてきたようでした。

9月7日(水)
3時起床、外はまだ真っ暗です。準備し、3:40駐車場をヘッデンを点けて出発、バスターミナルで登山届を提出し、GPSをONし、靴ひもをしっかり締め直して準備します。丁度単独行の若者も来て、槍ヶ岳を日帰りで登ると云って右俣林道へ向かって行きました。

4:00 新穂高バスターミナル(1072m) 真っ暗な左俣林道をヘッデンを頼りに進んで行きます。5時近くになると大分明るくなってきます。

4:57/5:05 笠新道登山口水場(1368m) 笠ヶ岳へ登ると云う中年夫婦が休んでいました。ここでおにぎりを一つ食べ休憩、ヘッデンを外して歩き始めます。

5:17 ワサビ平小屋(1402m) 小屋泊した方達でしょうか、4、5名の登山者が出発の準備をしています。

5:35 小池新道入口(1503m) ここからいよいよ登山道へ入ります。

6:18 秩父沢(1729m) ここまで来ると穂高連峰や槍ヶ岳が手前の奥丸山の上に頭を覗かせてきます。よく整備された登山道を登って行き、熊の踊り場を過ぎ、しばらくで鏡池に出ます。湖面越しに見える槍ヶ岳や穂岳連峰は絶景です。紅葉の季節に是非来てみたいものです。
  
8:03/8:20 鏡平山荘(2280m) ここのベンチを借りておにぎりをもう一つ食べて休憩、空は真っ青です。ここからしばらくは急登が続きますが背後の槍穂高が後押ししてくれます。

9:09/9:16 弓折岳分岐(2557m) 背後に槍穂高を従え箱庭のような鏡平が眼下に見えます。進行方向には双六岳が見えています。いかにも夏山らしい緑の這松の中の登山道をアップダウンしながら進むと前方に鷲羽岳が姿を現し、やがて双六小屋も見えてきます。

10:16/10:40 双六小屋(2562m) 双六池の脇を通り双六小屋へ到着、お腹も大分空いてきたので、ここでうどんを頂きました。
ここから三俣山荘へは双六岳や三俣蓮華岳山頂を通るコースと山腹を巻くコースがありますが、これらの山頂には帰路に寄ることとして巻道コースを選びました。(この時点で、まさか帰路風雨に遭遇するとは思いもよりませんでした)
表銀座の山々を右手に眺めながら巻道コースを気持ちよく進みます。

12:34 三俣蓮華岳/三俣山荘分岐(2747m) 三俣蓮華岳山頂は250mばかり登った所にありますが、寄らずに先へ進みます。這松の中の登山道をダラダラと下り、ようやく三俣山荘が見えてきました。

13:20 三俣山荘(2554m)へ到着です。計画より大分早く着いてしまいました。これなら今日のうちに鷲羽岳を通って水晶小屋まで行けそうな気もしますが、偶にはのんびりするのもいいかと予定通り三俣山荘泊にすることにして宿泊手続きをします。時間が早いせいか山荘内の登山客はまだ数人でした。
三俣山荘の山小屋としてのロケーションは素晴らしく、北に鷲羽岳を、2階食堂からは大天井岳等表銀座の山々、そして槍ヶ岳や穂岳連峰も望むことができます。
しばらく外でビールを飲みながら周囲の山々を眺めていましたが、大分寒くなってきたので2階食堂へ場所を変え窓越しの日差しを浴びながら外の景色を眺めたり、同宿の方と情報交換したりして時間を過ごしました。
夕方、外へ出てみると夕陽に輝く槍ヶ岳の上に月が出ていました。
夕食はおかずの品数も多く結構美味しく頂けました。
今日の宿泊者は最終的には、寝床に空きがない程度まで増えていました。(但し布団は1枚当たり1人でした)
山荘の朝食は5:30からと遅いため、朝食用の弁当を寝る前に貰っておきました。
 
<沿面距離:18.2km、標高差:+1482m、累積高度:+2021m、-539m>

        ワサビ平小屋
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        小池新道入口(ここから登山道に入る)
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        鏡池からの槍穂高(水面に映る山並みや木々との対比がきれいだ)
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        鏡平山荘
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        弓折岳分岐からの鏡平と槍穂高(山荘周辺が箱庭のようだ)
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        双六岳
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        双六池とテント場、双六小屋、奥は鷲羽岳
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        双六小屋(大勢の登山者が休憩している)
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        三俣山荘と右より鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
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        三俣山荘
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        三俣山荘2階食堂からの眺め
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        月と夕陽に輝く槍ヶ岳
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9月8日(木)
4時過ぎに起床、真っ暗な部屋から荷物を持ってそっと抜け出し、明かりの点いている自炊室でさっさと着替えます。何人かの人も出発の準備をしています。

4:41 三俣山荘(2554m) ヘッデンを点けて出発、先の方に4個ほど明かりが動いています。空には以外に雲が多く、ハッキリとした日の出は判らないまま、いつの間にか周囲が少しづつ明るくなってきたような感じです。
特に危ないようなところもなく、1:08で鷲羽岳山頂へ到着しました。

5:49/5:57 鷲羽岳山頂(2924m) 山頂には2人の先行者がいます。雲のせいでまだ薄暗い中、槍ヶ岳と常念岳の間に富士山が大きく顔を覗かせています。
風が強く寒いでの上着を1枚着込み、先が長いのでさっさと先へ進みます。

6:21 ワリモ岳(2878m) この前後の登山道は少し注意を要します。

6:33/6:37 ワリモ北分岐(2807m) 岩苔乗越からの登山道との合流点です。サブザックに必要なものだけ詰め、メインザックはここへデポして先へ進みます。

7:08 水晶小屋(2913m) ここまでなだらかだった登山道も少し進むと岩場が多くなり、注意しながら登ります。

7:35/7:50 水晶岳山頂(2986m) 先行者は一人のみ、素晴らしい眺めです。
北には赤牛岳の先に立山や剱岳、その右下には黒部湖、その右は針の木岳でしょうか、奥は後立山の山々、東には野口五郎岳、燕岳、大天井岳、常念岳、南には槍ヶ岳、穂高連峰、遠くには富士山や八ヶ岳連峰、南アルプスの山々、そして先程登って来た鷲羽岳、更に笠ヶ岳や、乗鞍岳、御岳山も望めます。そして西には祖父岳や黒部五郎岳、雲ノ平、遠くには白山が、その右には北ノ俣岳、薬師岳と、、、名だたる山々が周囲をぐるっと囲んでいます。正に日本アルプスのど真ん中です。本当に来て良かったと思います。
ずっと景色を眺めていたいところですが、先があるので後ろ髪を引かれる想いで下山を始めます。

8:15 水晶小屋(2913m) 真砂岳の方から急坂を登ってくる登山者が見えます。

8:44/8:53 ワリモ北分岐(2807m) 食べ物を少し口に入れ、サブザックをメインザックに収納して下山を続けます。ここからは登って来た鷲羽岳山頂経由のコースではなく、黒部川源流コースを辿るべく岩苔乗越へ向かいます。

8:59 岩苔乗越(2747m) 雲の平や高天原方面からの登山道が交差するため、何人かの登山者とすれ違いました。ここから黒部川源流コースへ入ります。

9:13/9:28 2688m地点 流石にお腹が空いてきたので黒部川源流の一つとなる沢の傍らで昨夜三俣山荘で受け取った朝食弁当を食べます。丁度、同じコースを下から登って来た登山者もここで休憩をとり、情報交換です。この沢を下りきった辺りに小熊の死骸があり、近くに親熊がいるのではと怖々登って来たと語っていました。
こんな話を聞いた後なのでびくびくしながら下り始めましたが、時々登ってくる人もいるので、大丈夫でしょう。すれ違った人からの情報では数日前の大雨の後からあったらしいとのこと、台風12号の大雨による濁流に巻き込まれたのでしょうか。

9:56 2459m地点 このコースの最下点に近いところの沢の左岸に熊の死骸が横たわっていました。成獣に近いのではと思うくらい大きく感じました。南無阿弥陀仏!

10:40/11:06 三俣山荘(2554m) 最下点からの登りが随分長く感じられ、ようやく振りだしに戻りました。行動時間が6時間ほどと長くなるため、念のため全装備を背負って出かけましたが、今日の天気なら最初からサブザックで行っても良かったと少し後悔しました。
アンパンを口に押し込み、少し休憩してから次の目的地黒部五郎小舎目指して出発します。

12:05 三俣蓮華岳/三俣山荘巻道分技(2670m) 三俣蓮華岳の北側斜面をトラバースする巻道を進んできました。途中大分小さくなった雪渓も残っていました。ここから黒部五郎小舎までの下りも随分長く感じられました。

12:54/13:20 黒部五郎小舎(2345m) ほぼ計画通りの時間に到着することができました。黒部五郎小舎は黒部乗越という広い草原に建っていて、花の季節には一面お花畑になることでしょう。笠ヶ岳も均整のとれた姿を見せてくれています。
直ぐに宿泊手続きをし、小舎の人に、これから黒部五郎岳まで往復したいがと相談すると、往復4時間以上みておく必要があり、時間も少し遅いのでカールコースを往復するようにとのこと。室内へ荷物を運び込み、サブザックに食糧と飲物、防風着代わりの雨具を入れて出発します。
最初のうちは岳樺の生い茂るなだらかな登山道を進み、カールの底へ着くと右手の急斜面を斜めに登って行きます。カールの縁に登り上げ、少し進むと北ノ俣岳の方からの登山道が合流します。大きな岩がゴロゴロする傾斜のゆるい斜面を登りきると山頂です。途中で下山中の4組のご夫婦とすれ違いました。

14:57/15:12 黒部五郎岳山頂(2840m) 岩だらけですが標識がないとどこが山頂か判らないくらいのっぺりした山頂です。
周囲に見える山々が変わり、日本アルプスの中心から少し外れたと感じます。ここからは裾野が美しい笠ヶ岳や乗鞍岳、御岳山がよく見えます。白山は大分霞んでいます。薬師岳の後ろには立山連邦と剱岳も見えています。
槍穂高は双六岳の陰になって上部しか見えません。大天井等表銀座の山々は三俣蓮華岳の陰で殆ど見えません。
今朝登った鷲羽岳や水晶岳は祖父岳の奥に見えます。結構長い距離を歩いたものだと自分でも感心してしまいます。
下り始めようとして下方を見ると、カール急斜面の上部に下りの人影が二人、下部にも下り二人、登っていると思われる人影も一人見えます。
カール急斜面を半分ほど下った所で登ってくる男性とすれ違いました。時刻は既に15:30です。これから登って大丈夫かなと思い声をかけると、今日、鷲羽岳、水晶岳を登ってきて大分疲れたが18時には黒部五郎小舎へ戻るつもりとのこと、健脚そうですので心配は要らないでしょう。
急斜面下部で下山する年配のご夫婦を追い抜きました。あまりにゆっくりだったので声をかけると、18時前には小舎へ着くつもりでのんびり歩いて行きますとのこと。

16:43 黒部五郎小舎(2345m) 予定より大分早く戻ってくることができました。小舎の人に下山した旨報告するとともに、念のため後から来る人の情報も伝えておきました。
夕食までにまだ時間があったので生ビールを頂きました。美味かった。17:40頃先程の年配のご夫が到着し一安心、18時には1日3山制覇の男性も下山してきました。
夕食はこの男性と席を並べてとりました。千葉県からきたという私とほぼ同世代の男性は昨年100名山を35座登ったつわもので、大いに話しが盛り上がりました。
夕食後、明日の天気予報をチェックすると雨模様に急変しています。嘘でしょうと云う想いです。

<沿面距離:21.2km、標高差:-192m、累計高度:+2235m、-2427m> 

        鷲羽岳山頂(富士山が意外に大きく見える)
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        鷲羽岳山頂から南方向(右から三俣蓮華岳、双六岳、後に笠ヶ岳、御岳山、乗鞍岳)
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        鷲羽岳山頂から西方向(黒部五郎岳と北ノ俣岳、遠景は白山、左下の谷は黒部川源流部)
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        鷲羽岳山頂から北方向(左は水晶岳、右は野口五郎岳、真砂岳、奥は後立山の峰々)
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        水晶岳山頂から南方向(正面ピークに水晶小屋、右ピークは鷲羽岳)
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        水晶岳山頂から西方向(黒部五郎岳と北ノ俣岳、手前に雲ノ平、奥に白山)
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        水晶岳山頂から北西方向(薬師岳)
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        水晶岳山頂より北方向(左の赤牛岳の先に立山、剣、黒部湖を挟んで針ノ木岳、右は野口五郎岳、奥は後立山連邦、右奥に遠く信越境の山々)
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        水晶岳山頂より北方向(立山、剱岳拡大)
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        岩苔乗越(左薬師岳、右水晶岳)
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        遭難した(?)熊さん
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        三俣蓮華岳巻道からの黒部五郎岳(奥に白山)
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        黒部五郎小舎裏からの笠ヶ岳
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        黒部五郎小舎と黒部五郎岳
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        黒部五郎小舎
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        カール手前からの黒部五郎岳
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        黒部五郎岳山頂にて
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        黒部五郎岳山頂から南方向(笠ヶ岳、乗鞍、御岳の裾が美しい)
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9月9日(金)
3時頃激しく屋根を打つ雨音で目が覚めました。連続ではなく、時々激しくザーとくる降り方で、昨日の夕方の天気からは予想がつきません。
昨日のうちに黒部五郎岳まで3山登っておいて本当に良かったと思いました。今日は新穂高まで下山するのみです。
ゆっくり朝食を頂いてから、雨装備をしっかり付けて下山開始です。

5:53 黒部五郎小舎(2345m) 出発します。最初は三俣蓮華岳まで登りです。気温が高くないせいか、雨具を着けていてもそれほど蒸し暑くなくて助かります。
 
6:56 三俣蓮華岳/三俣山荘巻道分技(2670m) 稜線に出ると風が強くなり、雨滴が頬に当たると痛いほどです。

7:26/7:28 三俣蓮華岳(2841m) ようやく到着しました。遠くの山は何も見えません。長い登りはこれで終わりです。

8:28/8:30 双六岳(2860m) 強い風雨に翻弄されながら稜線を進み、双六岳到着です。山頂で先行する若者に写真を撮ってもらいました。
10分ほど下ったなだらかな2845m地点で、これまで全く姿を見せなかった雷鳥(成鳥よりやや小さい感じ)が10羽ほどいます。やはり天気が悪くなると出てきました。写真を撮ろうとカメラを取り出したら電源が入りません。念のため電池を予備のものに換えても入りません。ずぶ濡れにした訳でもないのに故障してしまったようです。
双六小屋の少し上でも3羽の雷鳥を見かけました。

9:16 双六小屋(2562m) まだそれほど疲れていませんので通過します。

10:15 弓折岳分岐(2557m) ここでも2羽の雷鳥に出会いました。雨の中、黙々と下ります。

10:49/11:23 鏡平山荘(2280m) お腹も空いてきたのでここで休憩とします。雨具と靴を脱いで休憩室へ上がり、暖かいうどんを頂きました。これでエネルギー補給も十分できました。
こんな雨の中でも登ってくる登山者は多く、鏡平山荘も今日はかなり混みあうと山荘の人が話していました。

12:41 秩父沢(1729m) 雨の中、数人の登山者が休憩していますが、自分は通過します。
ここからも登ってくる登山者と時々すれ違います。

13:15 小池新道入口(1503m) ようやく林道まで下りてきました。後は林道を下るのみです。

13:30 ワサビ平小屋(1402m) 通過

13:41/13:45 笠新道登山口水場(1368m) 7~8人ほどの登山者が休憩していました。折角なので冷たい水で喉を潤し、プラティパスも満タンに入替えて歩行再開です。
いつの間にか雨も上がり、時折陽も射してきました。

14:30 新穂高バスターミナル(1072m) 無事下山しました。下山届をポストインし、家内へ無事下山した旨電話します。

駐車場へは14:45到着、心配していた車も何とか出せそうで一安心です。

<沿面距離:20.6km、標高差:-1221m、累積高度:+1168m/-2352m>

この後、飛岳の湯で汗を流し、いつものように道の駅なぎさまで走って車中泊しました。道の駅なぎさには松本ナンバーのジルが車中泊していました。

        三俣蓮華山頂
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        双六岳山頂にて
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9月10日(土)
昨夜はビールをしっかり飲んで早めに寝ようとしたにもかかわらず、足が火照って中々寝付くことができず、ようやく未明に爆睡したようで、6時過ぎまで寝てしまいました。
手持ちのものを食べながら、一気に41号線を走り、9時前には無事帰宅することができました。

100名山の中で登頂の困難さ1位から3位を占めると云われる黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳に今回一気に登頂することができました。下山時こそ風雨に見舞われましたが、行程の美味しいところでは好天に恵まれ、北アルプス最深部、黒部源流域の山々の素晴らしい景観を垣間見ることもできました。これだけ取り上げれば、先ずは満足のいく山行だったと言えるでしょう。
しかし、一方で、こんな素晴らしい山域を時間に追われ、息を荒げて速足で歩んでいくことの多い自分の登山スタイルに疑問を抱かせる山行でもありました。年配のご夫婦が、奥山の風景や樹木草花から空気までをも心底から楽しむように笑顔でゆったりと歩まれる様を見て正直なところ羨ましく思うところもありました。
既に100名山を登ると勝手に宣言してしまっていますので、これはこれで何とか完遂しようと思いますが、成し遂げた暁には自分の登山スタイルについても一度再考してみたいと今は思っています。 (根がせっかちな私には所詮無理なのかも?)

長駄文最後までお読み頂きまして有難うございます。

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