福寿草に会いに霊仙山山歩

福寿草で有名な霊仙山へ家内が行きたいというので4月9日(月)に一緒に行った来ました。
しかし、例年福寿草の花園と化す(らしい)近江展望台周辺に花は見当たらず、山頂へ続く稜線の南東面に数輪見つけることが出来ただけでした。むしろ今畑登山口から標高で100m弱ほど登った所にある宗金寺というお寺(廃寺?)の荒れた境内に多くの福寿草を見ることができました。
春霞のためか遠望はあまり効きませんでしたが、山頂周辺には残雪もあり楽しい山歩きを楽しむことができました。

        霊仙山山頂を背景に咲く貴重な福寿草
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今日はキャンピングカーではなく家内のフィットで7時前に出発、小牧ICから名神高速へ乗り彦根ICで降りて、多賀町へ入り細く曲がりくねった道路を進んで今は無人と化した今畑へ到着。登山口から200m弱手前の左手のスペースに登山者のものと思しき車が2台駐車してあったので、その横へ駐車、出発の準備をする。

8:46 350m 今畑登山口 登山届けをポストに入れ出発、いきなり杉林の中の急登が始まる。10分少々登ると上部に廃墟が見えてくる。こんなところに建物があったとは、、

9:00/9:10 445m 廃墟はお寺の付属の建物のようで、本堂らしき建物はあまり荒れてはおらず「白雲山宗金寺」と書かれた看板がかかっている。苔むした石垣の周囲に福寿草が咲き誇っている。ここで、しばし撮影タイム。
ここから少し登ると尾根へ出る。杉林が潅木に替わり、傾斜が緩んでくる。更に進むと潅木の枝越しに近江展望台へ続く急斜面が見える。
 
9:45 690m笹峠 行者の谷へ向かう道が右手に分かれるが踏み跡はあまり明瞭でないようだ。しばらく進むと潅木帯を抜ける。風が強いので、ここで1枚着込み、福寿草に出会えることを期待しながら急斜面を登っていく。しかし、時々葉はあるものの花はまったく見当たらない。
斜度が落ちてくると歩きにくいごつごつした岩伝いの道となる。やがて近江展望台の標識が現れる。

10:52/11:02 1000m 近江展望台 晴れていれば琵琶湖などもきれいに見えるのだろうが、残念ながら春霞で微かに見えるのみ。南東方向には御池岳や藤原岳が霞んで見える。
しかし、霊仙山山頂方面は良く見える。ここで腰を下ろして休憩。
ここからは高原歩きのはずだが、稜線は相変わらずごつごつした岩伝いの道、稜線から南東側へ少し降りた岩と土の境目辺りが比較的歩きやすい。
相変わらず福寿草は見当たらないと思っていたら、ようやく岩陰に1輪咲いていた。更に進むと枯れ木の間に4輪、お寺の所で見たものに比べると背は低いが一際色鮮やかに感じられた。
山頂から下山してきた方にお聞きすると、「1昨年までは、近江展望台周辺は見事な福寿草のお花畑だったが、昨年は、今年と同様に殆ど花が咲かなかった。時期が遅いとか早いとかの問題ではなく、福寿草の株そのものが減ってしまったようだ。鹿の食害なのかも知れない」とのことだった。
更に進むと時折登山道に残雪が現れる。
 
12:02/12:05 1094m 最高地点 霊仙山山頂と呼んで貰えない最高地点に到着、相変わらず春霞で遠望は効かず伊吹山も微かに見えるのみ、写真だけ撮って通過。
雪解け水で泥々の道を進み山頂を目指す。

12:20/12:25 1084m 霊仙山山頂 ようやく到着、山頂標識と三角点にタッチする。風が強いので、グルッと周囲を一望し、写真を撮って、下山開始。
残雪と泥んこ道の混在する北面を下る。経塚山との鞍部から北西に続く浅い谷に残雪がしっかり残っているので、経塚山は省き、この谷をを下る。

13:00/13:21 987m お虎ヶ池 名前の由来は知らないが琵琶湖の形に似ていると言う小さな池の辺に鳥居が立っている。ここまで下ると風も弱まってきたので、ここで遅い昼食タイムとする。
小鳥がトンビに追いかけられていたが、どうやら逃げ延びたようだ。山頂付近に数人の人影が小さく見える。
お腹も満ちたので下山再開、少し下ると左の谷から何やら蛙のような鳴き声がする。更に少し下ると、猿岩という標識があったが、あまり猿に似ているようには思えない。
猿岩を過ぎると急な下りにかかる。今日は土が乾いているので下りやすいが、濡れていると滑って大変だろうな。
一気に高度を落とすと潅木帯に入る。

13:50 780m 見晴台 春霞のせいで名前倒れでした。ここで上着を脱ぐ。潅木の中を更に下っていく。

14:14 540m 汗拭峠 突然、標識が現れた。下りでは汗はかかなかった。
ここから大洞谷へ出るまでの100m強の区間は路面が斜めに傾いた滑りやすい登山道で、慎重に下った。大洞谷へ入ってからは小川沿いの傾斜のゆるい苔むした道をのんびり下るのみ。
途中、山頂近くで福寿草の話をしてくれたパーティーとすれ違った。私達夫婦と逆のコースを辿り、これから汗拭峠を越えて榑ヶ畑登山口まで戻るとのこと。
 
14:44 390m 落合登山口 登山道はここでお終い。落合神社を右手に見てから、舗装された細い車道を下って行くと間もなく今朝登り始めた今畑登山口が見えてくる。 

14:50 350m 今畑登山口 無事下山できました。登山届けに下山時刻を記入して終了。

<沿面距離:10.6km、累積高度:±918m>

車に戻り、道具を片付けていると、隣の車の主さん達のパーティーも戻ってきた。同じコースだったようだ。
次に下から車が1台上がってきて、「山の上の福寿草はどうだった?」と尋ねられたので様子を話すと、1昨年の夏に日照りが続いて山上の福寿草の多くが根から枯れてしまったようで、昨年の春も、それ以前に比べて格段に花が少なかったとのこと。鹿の食害説よりも、こちらの方が正しいような気もします。
何れにしても、福寿草の群生地復活には残念ながら時間が必要なようです。


        今畑登山口
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        白雲山宗金寺
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        宗金寺境内の福寿草(背が高い)
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        近江展望台付近から霊仙山山頂方向を望む
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        ようやく出会った稜線近くの福寿草(背が低い)
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        残雪の稜線を行く
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        霊仙山最高点(背後に薄く伊吹山、北面/北東面に残雪多し)
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        霊仙山山頂にて
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        お虎ヶ池
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        お猿岩
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        見晴台
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        汗拭峠
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        落合登山口
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        落合神社
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        GPSログ
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