金峰山へ行ってきました。

8月16日に山梨県の金峰山へ家内とテント泊試行のため登ってきました。

    金峰山山頂にて
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    GPSログ
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<行程概要>
8月16日(木)
瑞牆山荘登山口駐車場6:17-7:24富士見平小屋(テント設営)8:10-9:02大日小屋上9:13-9:54八丁平分岐10:00-11:35金峰山小屋分岐11:35-12:33金峰山山頂13:00-13:14金峰山小屋13:28-14:56八丁平分岐14:56-15:24大日小屋上15:34-16:20富士見平小屋
<沿面距離:10.8km、累積高度:+1281m、-981m>
8月17日(金)
富士見平小屋8:00-8:45瑞牆山荘登山口駐車場
<沿面距離:1.3km、累積高度:+14m、=275m>


7月末の北穂から前穂への縦走以降野暮用などでしばらく山行はお休みし、この間に100名山完登を目指して9月中旬から予定している九州、屋久島への山旅の調査を進めていました。
屋久島宮之浦岳については、山でお会いした方々やネットを通じて知り合った方々が皆さん口を揃えたように、じっくり時間をかけて回るといいよと仰っています。中には真冬に山スキーで行くのもいいよなんて方もみえます。
この山旅は家内も同行しますので、その足前も考慮して、初日午後屋久杉ランドから入山して淀川小屋泊、2日目は宮之浦岳を経て新高塚小屋泊、最終日は縄文杉を経て荒川口へ下山する2泊3日のオーソドックスな行程を想定します。ただ、この時期、まだ相当の入山者がいるようなので、淀川小屋と新高塚小屋の小屋泊は小屋に入りきれないこともありそうでテント泊を覚悟しておく必要があります。
ここで問題なのが家内のテント泊、子供が小さい頃オートキャンプ用の居住性の良い大型のテントに泊まったことはあるものの、私が所有している山岳用テントはモンベルの小さなステラリッジ1/2人用のみ、私自身が日帰り山行主体で、今後も二人一緒にテント泊山行する予定は皆無、今回の宮之浦岳登山のためだけに大型の山岳用テント購入は無駄以外の何物でもない、と云う訳で、一度手持ちのテントでのテント泊山行を試してみることにしました。
そこで選んだのが、金峰山です。富士見平小屋のテント場は瑞牆山荘登山口から50分ほどと近く、小屋も営業中でいざとなれば逃げ込むこともできます。金峰山は私自身は3年前の10月に瑞牆山荘登山口から瑞牆山とセットで日帰り登山しているので様子も判っています。日程はお盆の間を予定していたのですが、荒れ気味の空模様が続きヤキモキしましたが何とか16日にはまあまあの天気を期待できそうになったので15日から出かけることにしました。

以下日を追っての記録です。

8月15日(水)
テント泊装備も積み込み、昼前に出発、キャンピングカーで二人で出かけるのも久し振りだ。帰省ラッシュで所々渋滞の発生している中央道を横目で見ながら、いつものように19号線を北上、国道は以外に空いていて走りやすい。権兵衛峠から伊那、高遠を経て茅野へ出て、20号線の道の駅蔦木宿へは16時過ぎに到着、この道の駅の普通車駐車場奥の釜無川左岸には沢山の人達がオートキャンプを楽しんでいる。
私達もここで「つたの湯」に入り、車中泊する。

8月16日(木)
4時起床、20号線を東進し、道の駅白州で「白州の名水」を汲み、瑞牆山荘登山口を目指す。登山口へは6時に到着、駐車場には20台ほどの車がある。
早速出発の準備にかかる。

6:27 1530m 瑞牆山荘登山口駐車場出発 駐車場の北西角からショートカット道へ入る。直ぐに山荘からの登山道に合流する。途中から傾斜が増し、林道を横切り、更に急な登山道を登りきると富士見平小屋に到着。

7:24 1812m 富士見平小屋 入口にはカギが掛かっており、「荷揚げに行っています」の札も掛けてある。この小屋は3年前に来た時は随分寂れた感じがしたが、今は色々手が入れられていて花まで飾ってある。小屋の前から木立の間に富士山が見える。
テン場使用手続きは下山後にするとして、早速テント設営にかかる。小屋から少し下ったところにある水場からは冷たい水が沢山流れ出ている。

8:10 1812m 富士見平小屋出発 小屋とトイレ横の登山道を登り始める。飯盛山を2000m辺りまで登り、南面を巻く、鷹見岩への分岐を通り少し下って大岩の間から飛び出すと右下に青い屋根の大日小屋が見える。
 
9:02/9:13 1989m 大日小屋上 ここで休憩、花はほとんど終わっていたが、白いオダマキが1輪咲いていた。ここから急な樹林帯を登ると左手に巨大な岸壁が現れる。大日岩だ。これを左手に見ながら更に急坂を登る。途中から遠くの山々が見えるようになってきた。北岳、間ノ岳、千丈岳、甲斐駒等の南アルプスの連山に、八ヶ岳連峰もきれいに見える。

9:54/10:00 2180m 八丁平分岐 ここでも一休み。しばらく樹林帯を進むと背の高い木はなくなり金峰山山頂と五丈岩も見える。この辺りから家内がバテてきたようでピッチが急激に落ちてきた。家内の荷物の大半を私のザックへ移す。ゆっくり進むことにしよう。2317mピークから少し下り、大きな岩を跨ぐようにしながら登っていく。途中富士山が大きく見える。

11:35 2461m 金峰山小屋分岐 左手に金峰山小屋が見える。右手に進み、山頂は直ぐそこなのに家内の足が重い。

12:33/13:00 2599m金峰山山頂 五丈岩の前を抜け、標識のある山頂へようやく着いた。家内も良く頑張った。この頃には大分雲が出て来て遠くの山々は望めない。山頂には大弛峠からの登山者なのか結構大勢の登山者が休んでいる。写真をとり、菓子パンを口にしながら休憩する。下山は金峰山小屋経由とする。

13:14/13:28 2599m金峰山小屋 しっかりした作りの綺麗な小屋で、小屋横の岩峰に沢山の毛布が干してあった。ここから山腹を巻き分岐へ向かう。

13:41 2461m 金峰山小屋分岐 後は登って来た道を下るのみ。登りはきつそうだった家内も少し下ると大分元気が出てきたようだ。
 
14:56 2180m 八丁平分岐 下山者が二人休んでいたので、先に行かせて頂く。
 
15:24/15:34 1989m 大日小屋上 ここで休憩、ここにも年配の二人の方が休んでいたが先に下り始めた。お一人の方は足を引きずっていて大変そうだ。

16:20 1812m 富士見平小屋 途中天気が崩れることもなく明るい内に戻ってこれてよかった。

小屋でテント泊の手続きをし、1人1000円の使用料を支払い、ついでに缶ビール(350mlが500円)も購入、しばらく小屋主ご夫婦とお話してからテントに戻り、少し早いが夕食の準備(と云ってもお湯を沸かすだけ)しながらビールを空ける。夕食は軽量のお湯を注ぐだけでできる御飯系のもので済ませた。途中で買ってきたミニトマトは美味しかった。
さすがにステラリッジ1/2人用は狭いのでザック2個をテント内へ持ち込むのは無理、私のザックはツエルトに包み外に置いておく。スペース的には二人何とか眠られそうな感じだ。
しかし、、、最初、モスキートネットのままで寝ていたが、夜半に少し寒くなってきたので入口のチャックを締めて暫くしたら、家内が息苦しくて頭が痛いと云い出した。仕方ないのでチャックを開け、風通しを良くして朝まで過ごした。家内はこれまでも標高の高いところではよく頭が痛くなると云い、ツアー登山などで標高の高い山小屋へ泊まっても食事ができないほど頭痛がするという。高山病になりやすい体質というか、空気中の酸素を吸収する能力が低いのかな?これで、この小さなテントでの家内の泊まりは無理ということが判った。

    駐車場
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    富士見平小屋
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    富士見平小屋からの富士山
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    テント設営して出発
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    大日小屋(後は鷹見岩)
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    白いオダマキ
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    南アルプスの山々
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    八ヶ岳(右は大日岩)
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    富士山
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    八ヶ岳に雲がかかってきた(右の岩峰は瑞牆山)
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    金峰山山頂は近い(右の五丈岩の形が面白い)
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    五丈岩
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    金峰山山頂
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    金峰山小屋
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   金峰山小屋横の岩峰(上の方にまで毛布を干してある)
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8月17日(金)
外が薄明るくなる頃に起きだす。今日も天気はまあまあのようだが、昨日見えた富士山は雲に隠れて見えない。元々の計画では、今日は瑞牆山に登ってから帰宅するつもりだったが、家内は明日、明後日にどうしても外せない用事があり、昨日の金峰山の疲れや昨夜の寝不足もあるので大事をとって、ここから下山することにする。
湯を注ぐだけでできるおかゆを食べた後、ドリップコーヒーを入れ、のんびり過ごす。
テントを片づけている際、私のザックのプラティパスの飲み口から水が漏れだし、ザックを置いていたツエルトが水浸しになってしまった。飲み口が下になるように無造作にザックを置いたのが失敗だった。
荷物を片づけ小屋主さんに挨拶して下山開始。なお、富士見平小屋付近を中心にNHKの「小さな旅」という番組の収録が最近あり、小屋主さんも出演するそうです。放送は9月2日(日)8時から。

8:00 1812m 富士見平小屋 のんびり下山です。結構大勢の登山者とすれ違ったが、殆どの人が瑞牆山へ向かうようだ。

8:45 1530m 瑞牆山荘登山口駐車場 色々あったが無事下山できて良かった。

駐車場の舗装の上に濡れたツエルトを広げて乾かしたりしながらのんびり後片付けをする。
その後、富士見平小屋で割引券を頂いた日帰りラジウム温泉「増富の湯」でゆっくり汗を流してから、あちこちの道の駅に立寄りながら18時過ぎに無事帰宅した。途中、強い雷雨に会うこともあったが、山中ではまあまあ良い天気でよかった。

    下山後の駐車場(車が少し増えていた)
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    増富温泉
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屋久島宮之浦岳は標高も低いので高山病の心配はないものの、やはり狭いテント泊山行は家内には無理のようだ。むしろ淀川口登山口から早朝入山し、日帰りでピストンする方がよさそうだ。沿面距離、累積高度が、ここより少しキツイ北海道の羊蹄山も問題なく登れているので大丈夫だろう。




この記事へのコメント

2012年08月19日 18:37
夫婦での山行き、羨ましいです。
屋久島、奥さんと十分楽しんで来てください。
自分も嫁さんと十年前までは、山へ出かけて
いました。子供が手から離れたらまた再開し
たいと思ってます。
今から思うと、ついつい厳しい言葉をかけて
いましたが、今は反省してます。
ファントム
2012年08月19日 21:22
Kさん
コメント有難うございます。
家内はどちらかと云うと体育会系の山歩きの私との山行より、散歩(山歩?)系の仲間との草花を愛でながらののんびり山歩きの方がいいようで一緒に行く機会は中々増えませんが、偶にはお互いにゆずりあって一緒に行かねばと思っています。
Kさんも奥様にはやさしい言葉をかけて、ぜひ山歩きへお誘い下さい。
2012年08月21日 09:27
奥様とテント泊の予習(?)
微笑ましく読みました^-^

・・・が、狭い空間が苦手なご様子...

屋久島は日帰=少し残念ですね(--:)
うちは、テント2泊で縦走でしたが
やはり素晴らしく、夕方&早朝
ほぼ貸し切りで屋久杉満喫~♪
小屋の混み具合も気にせず
まったり~♪過ごせました^^
縦走は、絶対お奨めですが、
奥様に無理も行けませんね 

ふと・・・もし、みいがテント泊無理
やったら、今の二人(山浸り...)は
存在するんやろうか・・・?
 なんて・・・(笑)

9月の九州はお二人で、仲良く
楽しんで下さいね~ 

ファントム
2012年08月21日 14:11
みいさん
残念ながら家内とのテン泊山行は難しいようで、淀川登山口から宮之浦岳のみの日帰りに変更します。屋久島には3泊4日の予定ですので、それなりにアチコチ見て楽しんで来ようと思っています。
新燃岳の噴火で立ち入り禁止になっていた韓国岳も解除になってほっとしています。ただ、縦走はできないので高千穂峰と韓国岳は分けて登ろうと思っています。

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