9月24日 宮之浦岳の記録

屋久島の主要山岳部を訪れるには淀川登山口から入山して淀川小屋泊、宮之浦岳、永田岳、新高塚小屋泊、縄文杉を経て白川雲水峡へ2泊3日で抜けるのが最も効率の良いコースと考えられる。この場合、避難小屋泊となるが、避難小屋が混雑した場合テント泊を余儀なくされる。これを想定して8月に家内と金峰山へのテント泊山行を試行したが、家内には無理との結論、これを踏まえ、私達は効率は悪いが宮之浦岳や縄文杉等の入山口へキャンピングカーで移動し、そこから日帰り登山する方式を採ることとした。

昨日9月23日(日)に屋久島入りし、食料品等調達してから宮之浦岳の登山口の一つである淀川登山口へ16時頃到着した。
途中の道路は一部狭い箇所はあるものの全て舗装されていて、走行に特に支障はなかった。ただ、道の真ん中で毛づくろい中の屋久猿達が中々道を譲ってくれないのには閉口した。
登山口の駐車スペースは路肩も含めれば10台分以上あり、巾2m、長さ5mのキャンピングカーでも十分駐車できた。なお、バスの転回用スペースには駐車しないようにしたい。
また、ライトが自動点灯する綺麗な水洗トイレが使用でき有難かった。

18時過ぎに男性1人、女性3人の熟年パーティーが疲れた様子で下山してきて、13時間かかったと語っていた。家内の足前に若干不安があるので明日は予定を1時間早めて4時出発とし、早めに車中泊する。
深夜、月明かりで明るかった。

9月24日(月)

<行程概要>
・ メンバー:夫婦
・ 行程:淀川登山口4:00-4:53淀川小屋6:05-6:59花之江河7:16-9:48宮之浦岳10:18-12:33花之江河12:54-14:11淀川小屋14:32-15:12淀川登山口
・ 沿面距離:14.6km、累積高度:±1163m

    宮之浦岳山頂にて
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    GPSログ
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4:00 1367m 淀川登山口 深夜出ていた月も沈み真っ暗。登山届を投函し、ヘッデンを点けて出発、怖がりの家内は不安そうだ。登山道はしっかり整備されているので歩きやすい。淀川小屋までの間は小さなアップダウンがあるだけで殆ど水平移動だ。

4:53/5:05 1386m 淀川小屋 小屋泊の方がトイレのため出てきた。昨夜は3人しか泊まらなかったらしい。
ここから登りになる。先日の大雨で倒れたと思われる大木が登山道を塞いでいたが上を乗り越えた跡が残っていたのでそこを通った。6時近くになってようやく明るくなりかかってきた。
6:15頃ヘッデンを消し、ザックに収納する。1620m辺りで左手に高盤岳山頂の豆腐岩が見える。
1660m辺りから30mほど下ると小花之江河へ飛び出す。

6:44/6:48 1632m 小花之江河 渋い日本庭園のようだ。しばしその景色に見とれる。
30mほどの登り下りで花之江河に着く。

6:59/7:16 1645m 花之江河 小花之江河より広いが陸地化している箇所が多く、景観的にはは小花之江河の方がいい。ここで初めて腰を下ろして休憩する。

7:29 1678m 黒味岳分岐 樹林の中の小さな峠のようなところで左に黒味岳への登山道を分ける。黒味岳の北東面を進み、ロープを掴んで下ると巨大な岩が点在する投石湿原に出る。更に少し登ると投石平だ。ここで小休憩。後続の単独行の男性が挨拶しながら追い抜いて行った。
この後は投石岳、安房岳の西面をトラバース気味に進み、少し下った所にある「最後の水場」を通過、左に曲がり栗生岳を目指す。ここには携帯トイレ用の小屋が設置されていた。この頃には新高塚小屋から宮之浦岳経由で淀川登山口へ向かう登山者と時々すれ違う。昨夜の新高塚小屋は満員ではなかったが、そこそこの宿泊者がいたとのことだった。 
9:30 1861m 栗生岳 巨大な岩の下に栗生岳の標識があった。ここから宮之浦岳まではあと一息だ。

9:48/10:18 1935m 宮之浦岳 ようやく到着、山頂にいた40年振りにここへ来たという延岡からの単独男性に写真を撮って頂く。永田岳が近くに見えるが、家内がいるのでパスする。東側の谷から霧が湧きあがってくる。
30分ほど山頂でのんびり寛んでから下山開始。

10:29 1861m 栗生岳 この先にも色々な形をした巨岩が笹原の中に点在する。投石岳付近から黒味岳山頂に10数人の人影が見える。黒味岳は山頂からの眺めがよく、人気らしい。

12:20 1678m 黒味岳分岐

12:33/12:54 1651m 花之江河 湿原の中の草を2頭の屋久鹿が食んでいる。数パーティーの方々が休憩している。私達も行き止まりの木道に腰を下ろして休憩する。

14:11/14:32 1386m 淀川小屋 ここでも休憩し、小屋の水場へ行き、プラティパスの水を入れ替えた。

15:12 1367m 淀川登山口 予想以上に早く下山することができた。家内の頑張りを褒めてあげよう。
これで100名山も97座目だ。

荷物を片づけ、途中前後しながら下山した若者2人を紀元杉バス停までキャンピングカーに乗せて麓へ下った。
 

    淀川登山口への道路で毛づくろい中の屋久猿達(中々道を譲ってくれなかった)
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    淀川登山口
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    真暗やみの中を出発
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    淀川小屋(帰路撮影)
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    高盤岳山頂の豆腐岩
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    小花之江河
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    花之江河(陸地化している所が多い)
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    投石湿原
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    投石平
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    最後の水場
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    携帯トイレ用小屋
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    栗生岳
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    宮之浦岳山頂への最後の登り
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    宮之浦岳山頂からの永田岳
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    山頂周辺には奇岩が多い
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    投石岳付近からの黒味岳
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    淀川に架かる橋
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    澄みきった淀川の流れ
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    無事下山
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