やってしまった!

いい歳をしておバカななことをやってしまいました。
12月7日(金)、この日オープンした開田高原マイアスキー場で滑走中ビンディングが外れて大転倒し、人工降雪機の鉄柱(マット状の保護材は巻いてあった)に頭から(?)衝突、とりあえず、自力で運転して帰宅してから、かかりつけ(?)の整形外科病院へ行った所、頚椎脱臼の可能性と右手人差し指付け根の剥離骨折と診断され首にはカラー、右手は添え金具を装着されてしまいました。これでキーボード操作が難しくなりブログの更新もしばらくお預けとなってしまいました。
ブログ更新を休んでいる間も以外に多くの皆さんにご訪問して頂き、要らぬご心配をおかけしてしまっているのではと心苦しくも思っていましたが、ようやく拙いながらも何とかキーボードを操作できるようになりましたので、まだ進行形ではありますが、これまでの顛末を記録として書き残しておきたいと思います。全くおバカな内容ですがお暇があればご笑覧下さい。

    開田高原マイアスキー場基部
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若い頃競技スキーの真似ごとをしていたこともあって山岳エリアのパウダーやザラメ雪滑降だけでなく、よく整備され空いたゲレンデをエッジで雪面を捉えながら高速滑走する快感も大好きで、平日の格安リフト券が出始めたこともあって、平日のゲレンデへ出かける機会も最近増えてきた。
12月6日はチャオ御岳スノーパーク、7日は開田高原マイアスキー場でゲレンデスキー、8日は乗鞍ツアーコースへ入るつもりで一人で出かけた。

12月6日(木) チャオは強風でゴンドラが運休、2時間遅れで低速運転を始めた短いリフトでお茶を濁した。

12月7日(金) マイアは快晴できれいにピステンがかけられたゲレンデはオープン初日にもかかわらず空いていた。
8:30のリフト運転開始から全長1650mのクワッドリフトを使った緩斜面主体の1800mほどのコースをほぼ10分に1本のペースで2時間以上休みなく回し続けていた。この時点で疲労感は特に感じてはいなかったが流石に飽きてきたのでボツボツ切り上げようかと思い始めた13本目、コース幅がやや狭くなり、斜度が少し増す斜面に入った所で、コース右側と中央にボーダーを視認、中央のボーダーが右ターンに入るように見えたのでコース左側を一気に抜けるつもりのコースを取った。ところが中央のボーダーさんが予想以上に左へ寄ってきたため、近くを高速で抜けて驚かすのはまずいと思い、左脇の未圧雪部を通り抜けるようコースを修正、この時、下方に人工降雪機の鉄柱があるのは視認していたが、特に危険とは思わなかった。
そして、未圧雪部に飛び込んだ所で、これまでほとんど外れたことのない左足ビンディングが外れてしまった。全く予期せぬ事態に対応しきれず、身体が右側に投げ出されてしまった。ここから先は記憶が定かではないが、「鉄柱の手前で止まってくれ」と瞬間思った事だけは覚えている。
身体に衝撃が走り、頭が真っ白になった。それからの経過時間はよく判らないが「ここはどこ? なにしているの?」状態になり、そして正気に戻った。鉄柱より2mほど下方に仰向けに寝ていたが、しばらくしたら起き上がることができた。両スキーは外れて1本は鉄柱の上、1本は下の方にあった。
身体は首の辺りに違和感が少しあり、右腕を挙げようとしたら水平より上へ挙がらなかったが左手を添えて挙げたり、肩を回したりしていたら挙がるようになってきた。右手人差し指も突き指したような痛みがあった。
この時点では派手な転倒と鉄柱へ衝突した割にはダメージは少ないなと感じホッとする。両スキーを履き直し、ベースまで滑り下りる。
少し迷ったが、大事をとり、今回はこのまま帰宅することにする。首筋に軽い痛みを感じ始めたので、道具を片づけてから、念のためパトロール室へ出向いて状況を報告するとともに湿布薬を首筋に貼ってもらった。
首をあまり回せないと云う事を意識しながら、慎重に運転して16時前に帰宅、鏡を覗いてみると、頭頂部にゴルバチョフさんの頭の痣のような10cmほどの長さの瘡蓋ができている。ニット帽は被っていたがヘルメットは着けていなかった。やっぱり頭からぶつかったようだ。

これはヤバイと思い直ぐに以前、左腕を骨折した時にお世話になったK整形外科病院へ走る。
5年振りだったので新患としてI先生に診て頂く。レントゲンの結果から、右手人差し指については付け根部の剥離骨折で3週間ほどで治るだろうとのこと。しかし首周りについては第5、第6頚椎付近で脱臼している可能性が否定できないため首周りのMRIとCTを撮って診断するとのこと。受傷部の固定のため首にカラー、右手人差し指へ添え金具を装着してもらい、MRIとCTの予約をとってから帰宅。検査は混んでいて予約が取れたのは5日後の12日だった。夜、段々と首周りに痛みが出始めた。自分の頭を自分の手で支えないと首が痛くて寝る体制に入れない。

受傷後3日目辺りから最初、右肩甲骨の上付近に肩凝りのような鈍い痛みを感じるようになってきた。翌日、右肩下の外側にも同じような鈍い痛みを感じるようになってきて、右腕を挙げにくくなってきた。これらの痛みは温めると楽になった。

12月12日(水)(5日目) 朝起きると右腕はほとんど挙げることができないところまで悪化、但し、手先の動きは問題なし
頚椎部のMRIとCT検査を受けてから頚椎専門のH先生に診て頂く。MRIとCTの画像からは頚椎部には問題となるような大きな損傷はないとのこと。右腕が挙がらなくなってしまったことについては肩のレントゲンを撮ったものの首を傾げ、肩のMRI検査を指示された。

12月17日(月)(10日目) 首の痛みは少し和らいできたものの右腕の状態は変わらず。肩のMRI検査を受ける。

12月18日(火)(11日目) I先生に診て頂く。MRI映像を見て、右肩腱盤は少しは傷んではいるものの腕が動かなくなるほどではない。神経が傷ついている可能性があるので再度首から肩にかけての詳細なMRI検査とステロイド系のプレドニン錠5mgを朝食、夕食後に3錠づつ服用するよう指示される。5年前の左腕骨折時、筋肉が固まってしまってリハビリが長引き苦労したので肩関節を動かしてもよいか問うと、無理しない範囲で動かしても構わないとのこと。相変わらずMRIは混んでいて予約が取れたのは12月25日だった。夕食後プレドニン錠服用

12月19日(水)(12日目) 朝方、仰向けから左横臥に体勢を変えようとした時、昨日までは左腕で引っ張り上げないと体側まで上がらなかった右腕が自力で上がってきてビックリ。恐るべしブレドニン。

12月21日(金)(14日目) 右腕の動きは少しづつ改善してきているような気がする。
25日に予約していたMRI検査がキャンセルがあって今日できることになった。I先生から細かな指示が出ていたようで30分以上かけて丁寧に検査して頂いた。夕方、I先生の診察を受ける。右腕が少し動くようになった旨話すと、さもありなんという顔をしながら、MRI画像でも腕の神経が頚椎から出たところに小さな炎症が見られ、腕神経叢(わんしんけいそう)損傷とのこと。ブレドニン錠は副作用も強い薬なので、明日からは朝食後3錠、夕食後1錠に減らしていくことになった。次回通院は25日、この時右手人差し指のレントゲンも撮ってみるとのこと。

12月24日(月)(17日目) 現在の状況
頭部:頭痛等は全くなく、頭頂の擦り傷も回復、但し貴重な髪の毛が何本かは失われたようだ。
頚椎部:寝る体勢に入る時に手を頭に添えるような必要はなくなった。但し、まだ回転角は少ないし、疲れると多少の痛みが出ることはある。頚椎保護用のカラーは既に外している。
右手人差し指:外力が加わると少し痛みはあるが、キーボード操作時は添え金具は外している。
右腕:前腕を伸ばした状態で水平まで何とか挙げられるようになった。箸に食べ物を摘んだ状態では口まで持ってくることはまだできない。従って箸を持った右手に左手を添えたり、左箸を使ったりとみっともない食事姿。自分的には日々改善しているように感ずるが。
ところで始めは動かせた右腕が何故途中から挙がらなくなったのだろうか?今度先生に訊いてみよう。
その他:3日前から5kmウォーキングを開始、まだ10分/kmのペース、ジョギングの体勢を取ろうとしても前腕の角度を長い時間保持できないため歩きながら時々100歩分ほどこの体勢をとり続けるようにしている。
空いている所で車を運転してみたが、運転はできるものの咄嗟の操作はまだ難しい。したがってもう少しお預けとしよう。

5年前の山スキーでの左腕骨折でしっかり反省したはずなのに、またまたおバカな怪我をしでかしてしまった。特に年末の忙しい時期に家内に不要な心配と負担をかけてしまって心苦しいばかりだ。
自分の本音としては、いつ山スキーへ復帰できるかが最も気がかりだが、その前にしっかり原因を分析し、対応策も考えねばならない。キーボード操作に疲れてきたので勝手ながらこれはもう少し先が見えてからじっくりやらせて頂くことにしよう。

<皆様にも不要なご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。おバカな記録を最後までお読み頂きまして恐縮です。>

この記事へのコメント

K
2012年12月26日 11:20
ビンディングが外れたんですか。高速で滑っているときにだと対処のしようもないですね。
私は、腹八分目、六分目位のちんたら滑り、いや、優雅な滑りで行きたいと思います。
焦らず、リハビリして下さい。ヘルメットは必要ですね。
ファントム
2012年12月26日 15:08
Kさん
ご心配をおかけしました。全くお恥ずかしい限りです。
ゲレンデでビンディングなど外したこともなかったので全くノーケアーでした。10年間緩めたこともなかったのでバネが弱っていて、未圧雪部に飛び込んだ時の雪の抵抗変化で外れたのではと思っています。
道具の手入れ、ヘルメット着用、滑走速度、コース取り、、、反省することは山のようにあります。
昨25日から右腕を動かすリハビリ指導も受け始めました。医者はまだ先のことは話してくれませんが、自分としては何とか来月後半にでも復帰するつもりでリハビリに励みたいと思っています。復帰できた際は宜しくお願いします。
Sora
2012年12月28日 22:08
たいへんでしたね。私はアラカンスキーヤーですが他人事とは思えません。自分の教訓にもしたいのでお聞きします。

ボーダーの予想外の横にブレた走行をよけるため、ということですが、ファントムさんのスピードもそれなりにあったということですかねえ?私もいつも疾走していますので。

それから、私ならボーダーを驚かすからという手加減(笑)はせずにぎりぎりでも抜けられると思ったら、行ってしまいますね。「左!!」とは叫びながらですが。自信のない非圧雪には突っ込まない。
どうなんでしょうか。
ファントム
2012年12月29日 11:30
Soraさん
コメント有難うございます。
レーサースタイルのスキーヤとほぼ同じペースで回していましたのでスピードはそれなりに出ていたと思います。
私は非圧雪部を滑るのも好きでゲレンデ脇に残っているとよく飛び込んでいきます。このためかコース修正した時も危険とか不安は全く感じていませんでした。(ここが問題)
後で色々考えてみますと、この日は非圧雪部の雪の重さなど事前に確認しておらず、そこに高速で飛び込んだ訳ですから「軽率」という謗りは免れないでしょうね。
一般のスキーヤーやボーダーさんからは浮いたスピードで滑走しているという多少後ろめたいような気持ちもありましたので「驚かせない」ようにという配慮が出てきたものと思います。

「もうアラカンとさえ呼んで頂けない年齢になったという現実をしっかり受け止めること」、「ゲレンデはサーキットではなく一般の公道、その公道を高速走行中障害物をハンドルで逃げてしまった。先ずはブレーキをかけるべきだった」という辺りが最大の反省事項のようです。

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