乗鞍へ紅葉を見に行ってきました

今月初めに義兄を病で亡くしました。還暦からマラソンを始め、この2月には70歳で東京マラソンを完走するような元気な方でした。そして職場こそ違いましたが同じ会社の先輩技術者でもありました。こんな訳で夏以降は遠出する気にもなれませんでしたが葬儀も滞りなく済んだのを期に気持ちを切り替えることにしました。
そこで、先ずはお手軽に乗鞍の紅葉見物に家内と出かけることにし、12日(土)に乗鞍高原観光センターからバスで畳平まで上がり、位ヶ原山荘までのんびり紅葉を愛でながら下って、ここから観光センターまでバスで戻るという観光登山(下山?)です。
乗鞍の上部山岳部の紅葉は既に終わり、乗鞍高原はこれからという感じでした。

    屋根板付近の紅葉
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10月11日(金) 
久し振りの出動となるキャンピングカーに大汗をかきながら荷物を積み込み、15時前に出発。
中津川ICから19号線で藪原まで進み、ここから境峠を越えて奈川ダムへ抜け、乗鞍高原へは19時前に到着、昼間しっかり汗をかいたので新装なった湯けむり館へ向かう。がら空きの温泉にまったり浸かっていると雨が激しく振り出した。その後乗鞍高原観光センター駐車場へ移動、広い駐車場には既に20数台の車が駐車している。
途中のスーパーで買ってきた弁当を食べて、21時には寝てしまった。
夜半に雨は上がったようだ。

10月12日(土)
4時過ぎに目が覚めてしまった。外はまだ真っ暗で星がきれいに輝いている。広い駐車場は既に8割方埋まっている。のんびり朝食をとっているうちに明るくなり、人々が動き出した。始発バスは7時だが気の早い人は6時頃から列を作り始めた。外は結構寒いので雨具の上着を着込み6時半に列に並ぶ。乗鞍大雪渓の管理人のYさんも大きなカメラを首からぶら下げて取材を始めていたのでご挨拶し、しばらくお話する。
乗鞍山頂の上にだけ雲がかかっていて、風が強そう。
7時前にバスが到着、私達は2台目に乗車できた。ここからの7時の始発便は4台出たようだ。空のバスが1台上がって行ったが、上部にある休暇村始発になるようだ。
観光センター周辺の紅葉はようやく少し色づき始めた感じ、かもしかゲレンデ付近は白樺の紅葉が青空に映えて綺麗だった。ここからは針葉樹(しらびそ?)の中を登っていく。冷泉小屋を過ぎ、位ヶ原山荘まで来ると視界が開ける。そして位ヶ原へ抜け出ると岳樺の葉は既に散ってしまっていて幹の白さと這松の緑が目立つ。大雪渓も大分小さくなっている。
富士見岳直下を過ぎる頃からガスの中に入り、畳平に8時少し前に到着。畳平は完全に雲の中で西の飛騨側から強風が吹き抜けている。予想以上の寒さにバスターミナルの建物の中に逃げ込み、雨具の下に薄手のダウンジャケットを着込む。外に出ると強風で帽子が飛ばされそう。風も冷たくて耳が痛くなるほどだ。
こんな天気でも乗鞍岳山頂を目指して大勢の登山者が登っていくが、私達は紅葉目当ての観光山歩きのため、さっさと風下の松本側へ逃げ込み、舗装されたエコーラインをのんびり下り始める。眼下に位ヶ原山荘がガスを通して見える。今年maoyukiさんに案内して頂き滑走した富士見沢の上部は岩だらけ、下部は色とりどりの紅葉が美しい。
摩利支天下の滑り台を過ぎると肩の小屋方面から吹き降りてくる強い風が冷たい。肩の小屋口バス停の近くにある立派な避難小屋に入り、おにぎりをほお張る。
ここから登山道を下るが葉を完全に落としたナナカマドの赤い実がなぜか寒々しい。しばらく下るとエコーラインの宝徳霊神のバス停へ出て、ここから再度登山道に入る。少し下ると屋根板の谷が見渡せる所に出る。ここはそれほど風が強くないためかナナカマドの赤い葉や岳樺の黄色の葉がまだ残っていて、這松の緑と素晴らしい対比を見せている。上空のガスで太陽の直射がないのが残念。
写真を取りながらゆっくり下り、エコーラインに飛び出すと、位ヶ原山荘はすぐそこだ。2:20の短い山歩きだった。
既に20人ほどの人がバス停に並んでいる。直ぐにバスが下ってきて、10:28発の3台目に乗車することができた。
11時前に観光センターに帰着、まだ時間が早いので安房峠経由で帰ることにする。
荷物を片付け、見晴峠経由で白骨温泉を目指す。途中、十石山が正面に大きく見えた。白骨からは改修工事がようやく終わった県道白骨温泉線で158号線へ抜け、釜トンネル入口を右手に見ながら通り、安房 トンネル入口から旧道を進む。焼岳の中の湯登山口に当たる第10カーブ付近には駐車帯に入れなかったら多くの車が路駐していた。大分大勢の登山者が焼岳へ入ったようだ。
安房峠の小屋跡のパーキングエリアで休憩してから、安房平周辺の地形を観察しながら平湯へ出て、ひらゆの森で温泉に浸かる。ここも大勢のお客で混み合っていた。
平湯からはいつものように41号線を南下し、18時過ぎに無事帰着しました。

    早朝の乗鞍山頂部(観光センター前から)
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    バス待ち行列
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    かもしかゲレンデ
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    バスは位ヶ原を登っていく
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    畳平は強風とガスの中
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    富士見沢は岩だらけ
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    富士見沢下部を見下ろす
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    位ヶ原には強烈な西風でガスが吹き込んでいる
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    位ヶ原のナナカマドの実
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    位ヶ原の枯れたワタスゲ
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    屋根板の紅葉
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    屋根板のナナカマド
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    岳樺の幹の白さが目立つ(位ヶ原山荘近く)
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    位ヶ原山荘
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    見晴峠付近からの十石山
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この記事へのコメント

K
2013年10月15日 20:04
えー、大変でしたね。合掌。
難しいことは言えませんが、義兄様の分まで楽しんで、土産話ができればいいですね。
乗鞍、冬もいきましょう。
ファントム
2013年10月15日 20:49
Kさん
コメント有難うございます。
義兄が亡くなった数日後に義弟の所に初孫が誕生しました。諸行無常を感じます。
やはり今を大切にしなければと改めて思いました。
この翌日、乗鞍にも雪が舞ったようです。ぼつぼつマナスルにビンディングを取り付けねば!

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