中ア 三ノ沢岳、宝剣岳へ登ってきました

8月19日(土)、中央アルプスの三ノ沢岳と宝剣岳へ登ってきた。千畳敷まではバスとロープウェイ利用のラクチン登山だったが、三ノ沢岳はガスの中ではあったものの入山者が極端に少なく、山頂付近にはお花畑があってまだ色んな花が咲いていたりして静かで楽しい山歩となった。30云年ぶりの宝剣岳は垂直の岸壁に久しぶりに緊張した。当初は木曽駒も回るつもりでいたが、こちら方面の余りの人出の多さに驚き、帰りのロープウェイ乗車も気になったので木曽駒は割愛して早々に下山した。

  三ノ沢岳山頂
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  GPSログ
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8月に入ってひいた夏風邪が長引いたり、お盆休みに帰省した長男ファミリーをセントレアへ送迎したり、孫2号をJRリニア館へ連れて行ったり、、と、山歩はしばらくお休み状態だった。
ボツボツお山へ行きたいが、暑い最中汗びっしょりになりながら長時間歩くのも少し億劫に感ずる。ならば簡単に2640mの高所まで行ける千畳敷をベースにしよう。大混雑が懸念されるバスとロープウェイも先手先手で動けば何とかなることを今年5月の木曽駒山スキーで経験済みだ。登る山は以前から気になっていた三ノ沢岳、ついでに宝剣岳を経由して乗越浄土へ抜け、時間が許せば木曽駒を往復してから千畳敷へ下る計画とした。

前日18時過ぎに菅の台バスセンターの駐車場へ入る。豪雨続きで心配だったがこの辺りはどうやら治まったようだ。
19日、4時に起きだし、簡単に朝食を済ませる。今日の始発バスは6:15なので5時頃から並べばいいかなどとのんびり構えていたら4:30にはバス待ち行列ができ始めていてびっくり、すぐに準備して列に加わったが40番辺りだった。バス待ち行列に:リュックを置き、今度はチケット売り場の待ち行列に並ぶ。5:40頃からチケット販売開始、この時点で既にバス待ち行列は100m近くにまで伸びていた。臨時のバスが6時出発、辛うじて1番バスに乗ることができた。しらび平からのロープウェイも6:45頃臨時便が出発、これにも辛うじて滑り込むことができた。

千畳敷駅でトイレを済ませ外へ出ると、一面の霧、太陽ジリジリよりはいいか、ものは考えようだ。

7:00 2640m 千畳敷 登山届を投函して出発、殆どの登山者がカールの方へ降りていくが、自分は左手の登山道へ向かう。ガスガスで視界は50m程度しかない。

7:25 2828m 極楽平 稜線へ出ると風が強くなったがヤッケを着るほどでもない。空木岳方面へ縦走するという登山者が休んでいたので言葉を交わし、パスする。

7:35 2880m 三ツ沢分岐 ここでも宝剣岳方面から来た登山者が休憩していた。ここから三ツ沢岳目指し左手へ下っていく。先行者はいないようなので念のため熊鈴をつける。狭くなった登山道にハイマツなどの草木がはみ出している。昨夜降った雨がこれらの葉にしっかり残っていて露払い状態で歩まざるを得ない。山頂に着く頃には下半身はずぶ濡れに近い状態だった。
ガスで遠望が利かない中、数回アップダウンを繰り返し、三ノ沢分岐より標高を200mほど下げた最下点からようやく最後の登りにかかる。
2800mを超えた辺りからの斜面にはお花畑が広がっている。

9:01/9:32 2846.5m 三ツ沢岳山頂 三角点の石柱に三ツ沢岳の看板が置いてあった。 右手には大岩がゴロゴロしていて、そちらの方が少し高いので行ってみる。時々ガスが薄くなることはあるが木曽駒方面は相変わらずガスの中だ。ここで30分ほど休憩したが、誰も来ないのでボツボツ帰りましょう。
2730m辺りまで下った所でようやく最初の後続の登山者に出会った。その後も三ツ沢分岐までに出会った登山者は10数名と少なかった。
この三ツ沢岳は少しアップダウンはあるが、奇岩やお花畑等変化もあり、そして何より静かな山行が手軽に楽しめるいい山だ。

11:00/11:10 2880m 三ツ沢分岐 ここで10分ほど休憩し、ダブルストックをリュックに付けて宝剣岳へ向かう。垂直の岩壁やずいぶん下まで切れ落ちた岩棚を進む。ホールドや足場もあるし、要所にはしっかりした鎖も付いているが、最近何でもない所で躓くようなこともあるので慎重に進んでいく。

11:39/11:49 宝剣岳山頂 到着、長男が小学生の頃来たのが最後だから30数年ぶりになるのだろうか。それよりもっと前(50年近く前)に来た時には山頂の岩の上によじ登った記憶があるが、今はとてもできない。混み合ってきたので下り始める。
鎖場を下り、乗越浄土の平に出る頃にはガスは消えていた。

12:00 2859m 乗越浄土 木曽駒山頂から乗越浄土にかけて人、人、人、時間はまだ早いが帰りのロープウェイも気になるので木曽駒山頂へ行く気は直ぐに失せた。
まだ登ってくる人も多い中急いで下りにかかる。

12:30 2640m 千畳敷 無事下山できました。楽しい山行でした。

心配していたロープウェイもまだ1回待ちで直ぐに乗ることができ、バスにも順調に乗れて13時半には菅の台へ戻ることができた。
ただ、昨夜発生した土砂崩れで中央道はまだ不通のようで、153号線で平谷まで南下してから418号線で瑞浪へ抜けて帰宅した。

<GPSログ>
 沿面距離:8.1km
 累積高度:+1019m/-862m (∓830m辺りが正解と思う)

  菅の台バスセンターの待ち行列(5:40頃)
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  千畳敷カールはガスの中
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  極楽平もガスの中
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  三ノ沢分岐もガスの中
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  縦走路沿いの奇岩
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  色づき始めたナナカマドの実
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  こんなところも
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  三ノ沢岳2730m地点に遭難慰霊のケルンがあった
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  歩んできた道を振り返る 宝剣や木曽駒はガスの中
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  山頂下のお花畑
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  咲いていた花々
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  ようやく後続の一人が来た
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  三ノ沢分岐近くで千畳敷カールを見下ろせた
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  三ノ沢分岐から少し進んでようやく宝剣岳が
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  高度感タップリ
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  宝剣岳山頂の岩
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  乗越浄土へ抜けるトラバース道
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  5月に滑った木曽駒、中岳方面
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  宝剣岳を振り返る
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  乗越浄土ではヘリが荷揚げしていた
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  乗越浄土へ続く胸突き八丁を振り返る
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この記事へのコメント

kame
2017年08月25日 07:28
お疲れ様でした。ロープウェイで手軽に行けますが、やはり混雑するので早目の行動が必要な所にでもね。
岩場の宝剣岳をサクッと登られるのは流石です。
ファントム
2017年08月27日 00:11
kameさん
コメント有難うございます。
中京圏から比較的近くて、容易に高山に入ることができるこのエリアを見直しました。混雑も早めの行動をするだけでかなり避けることもできます。
宝剣の岩場を見上げた時、最近加齢に伴うと思われるドジが多いので、一瞬止めようかとも思いましたが、次の機会はないかもしれないと気を取り直し、慎重に、慎重に登ってきました。

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