蓮華岳山スキー

5月19日(日)、北ア蓮華岳へ大沢右俣経由でシールで登りきり、滑り降りてきた。

 蓮華岳山頂にて 剣岳と雲海を背に
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<メンバー:用具>
  kameさん:ディナフィット・マナスル、TLTスピード、スコット・コスモス
  kimu23さん:
  itahayaさん:スプリットボード
  ファントム:ディナフィット・ナンガパルバット、TLTスーパーライト2.0、スコット・コスモス

<行程>
4:01 1408m 扇沢無料駐車場発
4:54/4:58 1654m スキー装着、シール登行開始
5:40 1893m 大沢左俣右俣分岐
6:12/6:22 2083m 休憩
9:53 2682m スリップダウン
10:20 2770m 稜線
10:36/11:14 2799m 蓮華岳山頂
11:19 2770m スキー装着滑走開始
12:02 1893m 大沢左俣右俣分岐
12:20/12:34 1569m スキー外し
13:00 1408m 扇沢無料駐車場着 

<GPSログ>
 沿面距離:13.2km
 累積高度:±1495m (標高差:1391m)

 行程ログ
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 高度ログ
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寡雪で始まり、3月、4月の降雪で盛り返した今季の山スキーもいよいよ最終局面に入った。
体力気力充実の壮年の仲間から急坂で名高い蓮華大沢へのお誘いを受けたが、古希も疾うに過ぎた身で皆さんに迷惑をかけずに行けるのか、随分迷ったが、ピストン行程なので無理なら途中で皆さんの帰りを待てばいいかと前向きに考え同行させて頂くことにした。

前日夕刻、扇沢の登山者用無料駐車場へ到着、丁度単独山スキーヤーと別の2人組山スキーヤーが下山してきて様子を伺うと、何れも大沢を登ったがデブリが酷かったので下りは針ノ木峠へ回って針ノ木雪渓を滑り降りてきたとのこと。ウーン明日どうするか?
暗くなる頃には全員到着し、私のキャンピングカーで小宴会しながら打ち合わせを行う。上り下りのコースは大沢まで行って決めましょうと云うことになった。

4時にヘッデンを点け、シートラで駐車場を出発、しばらく登山道を進み、橋を渡った辺りから雪が出始めたが大沢小屋が対岸に見える所まで兼用靴のまま進む。
スキー歩行に切り替え大沢に入る。上部はガスで見えないがデブリはそれほど酷くはなさそう。大沢右俣を登り上げることにする。
右俣は急で狭い。最初のうちは雪も締まっていて登り易かったが時間の経過とともに緩んでグサ雪になり、踏みつけた雪が崩れて登り難いことこの上ない。最上部でスリップし、数mずり落ちてしまった。登行モードでヒールフリーのスキーは両足ともフォールラインを向いてしまってスキーエッジでのブレーキはかけられない。両手のウィペットを必死に押し込んでようやく止まったが、ウィペットでなかったらどこまでずり落ちて行ったことやら、やっぱり持つべきものは持たねばと改めて思った。
ようやく谷を抜けると先に着いたkimu23さんが稜線の上から声をかけてくれる。1時間以上もお待たせしてしまい申し訳ありません。
稜線に出ると雪はないのでスキーを脱ぎ、担いでヨロヨロと蓮華岳山頂へ到着! 
登る途中で雲海を抜けたので山頂は青空、雲海の上には頚城の山々や白馬、鹿島槍、そして剣岳、立山雄山が浮かんでいる。槍や穂高も見える。

腹ごしらえが済んだら、いよいよ滑走、雪のある所まで戻ってスキーを履く。特攻隊長kimu23さんが先に滑り降りて行く。傾斜がキツイのでスラフもデロデロと後を追いかけていく。
写真や動画を撮りあいながら落ちて行く。上部は白い斜面だったが喉部に入ると泥や小石、木片などが混じってくる。デブリは気になるほどではなかった。雨溝が殆どなかったのには助かった。
針ノ木雪渓との合流点までくるとあとは川の右岸側を斜滑降し、橋の手前で滑走終了。
スキーをザックに付けて登山道を下り、駐車場へ無事帰着。

この蓮華大谷右俣は、900m近くの標高差を一気に登り上げ、平均斜度も30度を超える極めてキツイコースである。時間はかかったが何とか山頂まで登りきることができて素直に嬉しい。
kameさん、kimu23さん、itahayaさん山頂まで引っ張り上げて頂き有難うございました。

最近の自身の山行を振り返ってみると、登り時間が2時間までは若い人とあまり変わらないが、それを超えると徐々に性能低下が始まり4時間を超えると牛歩になってしまっていることが判る。自然の摂理としてしっかり自覚しておこう。

 ヘッデン点けて出発
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 スキーを履いて大沢へ入る
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 左俣分岐 右俣を登る
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 右俣の喉を登る 急、狭、凸凹
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 喉 急斜面
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 大分登ってきたがまだまだ中間
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 振り返る 正面は岩小屋沢岳?
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 疲れ知らずのkimu23さんは遥か先を行く
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 雲の上に鹿島槍
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 もう少しで稜線 kimu23さんが待ってくれている
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 稜線下大斜面の向こうに立山と剣
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 もう少し
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 山頂到着
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 雲海に浮かぶ
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 立山
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 剣ズームアップ
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 針ノ木岳
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 雲上の鹿島槍と白馬
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 槍、穂高
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 ボツボツ滑走準備
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 準備完了! 大斜面へ
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 kameさん
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 kimu23さん
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 itahayaさん
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 ファントム
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 喉はこんな状況
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 左俣分岐まで下りてきた
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 右俣谷を振り返る
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 もう少し
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 登山道をテクテク
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この記事へのコメント

kame
2019年05月21日 18:19
お疲れ様でした。
斜度のあるコース完登、流石です。
展望が素晴らしかったですね。
現実に戻り石膏サポーターで通勤と椅子に長時間座っているのがキツイ日々です。トホホ😢😢😢。
ファントム
2019年05月21日 23:19
kameさん
今回も山頂まで引っ張り上げて頂き有難うございました。登り応え滑り応え十分、そしてメンバー、天候に恵まれ思い出深い山行となりました。
痛いおまけがついてしまいましたが、先ずは完治最優先にして下さい。
今季、本当にお世話になりました。来季(身体が云うことを効くようであれば)も宜しくお願いします。

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