平湯キャンプ場から大崩山へ

27日(土)、平湯キャンプ場から大崩山の6番標識まで登り深雪を滑ってきました。このコースは滑走を楽しめる部分が予想以上に多く、いつか条件のいい時に第3尾根から登って、こちらに滑り降りてみたいと思います。

    6番標識(本日の折り返し地点)
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    GPSログ
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大崩山は愛知県から比較的近く、かつ良い雪に恵まれることが多いため毎年2~3回訪れているが何れも久手牧場側の第3尾根経由ばかり、平湯キャンプ場に続く北東面に素晴らし斜面があるらしいがルートファインディングが難しそうで踏み込むのをためらっていた。
先週もkameさんらと第3尾根経由で大崩山を往復したが、その際も2365mピークの6番標識の前で、北東斜面が話題になった。
そして1週間後の今週、安全を考えていきなり上から下るのは止めて平湯キャンプ場から登り上げ様子を見ることにした。

今回も前日26日夜に平湯へ入り、道の駅上宝で車中泊する。年末年始の休みに入ったためか27日朝には道の駅上宝には10台以上の車が車中泊しており、道の駅の建物内で寝袋で睡眠中の人も数名いた。

27日(土) 5時半、集合場所の平湯温泉スキー場へ到着、6時前にkameさんもやってきた。

メンバー:kameさん、ファントム
用具: kameさん-アルマダJJ、TLTスピード、ガルモント
    ファントム-アルマダJJ、TLTスピードラジカル、スカルパ・マエストラーレ
行程: 平湯キャンプ場7:00-8:18 四ッ岳コース分岐8:18-9:39 1906mピーク9:39-10:46 2060m平坦部10:46-12:37 6番標識13:11-13:32 2060m平坦部13:32-13:47 1906mピーク13:47-14:18 四ッ岳コース分岐14:18-14:36 平湯キャンプ場

GPSデータ:沿面距離 10.9km、累積高度 ±1345m (標高差:1065m)

6:47 1300m 平湯温泉スキー場 今日のコースについて相談しているうちに時間が経ってしまい、この時間の出発となってしまった。四ッ岳へ向かうという単独行の若者が先発。kameさんがスキー場のポストへ登山届けを投函してから隣のキャンプ場へ向かう。

7:00 1311m 平湯キャンプ場 昨夜降った新雪は15cmほどか、先行者のトレースを有難く辿らせて頂く。入口急斜面を登りきった先で後ろを振り返るとkameさんが来ない、しばらく待つとようやく追い付いてきたがシールが剥がれてしまったとのこと。コールテックスのCT40なのでスキーのエッジで雪を落とし、念のためスキーバンド4本で留めて何とか復活。
トレースは帰路の登り返しを避けるためか1570mの平坦部を左から巻いているので忠実に辿る。

8:18 1580m 四ッ岳コース分岐 トレースは大滝川のスノーブリッジ方面へ向かっているが、我々はここから右手の斜面に入る。
この斜面が意外に疎林で軽い雪がしっかり積もっていて別天地の観がある。帰路が楽しみだ。

9:39 1906mピーク この辺りに来るとミズナラのような太くない木がかなりの密度で生えている。しばらく痩せ尾根が続き途中で先に進めなくなって戻るようなことを2回強いられてしまった。

10:46 2060m平坦部 やがて緩やかな平坦部に入り、少し下りながら巨大モンスター群の間を進む。モンスターの間から念願の北東斜面が垣間見える。
モンスターが少し疎らになってくると斜度も段々と増してくる。背後に真っ白に雪化粧した穂高の峰々や槍の穂先、整った三角形の笠ヶ岳が姿を現してきた。
2150m辺りで針葉樹林帯を抜け出し浅い谷状地形に入ると密度の高い雪が膝から時に腰の深さに達する。シールトラブルを物ともせずkameさんが先頭でラッセルしていってくれる。
2200mを越えると流石に寒くなってきた。陽が射している上部を目指しひたすら登る。
ようやく陽の射している所まで来ると斜度も緩んできた。

12:37/13:11 2365m 6番標識 先に着いたkameさんが「6番標識がある」と教えてくれた。ここから大崩山山頂まで距離でおよそ500m、標高差160mほどだが、山頂は何回も行っているし、先週も行ったばかり、今回はここで打ち切りとしましょう。
昨夜も降雪があったばかりなのでパウダー狙いの山スキーヤーが当然入っていると思ったのに6番標識の辺りには痕跡は全くなかった。
ここで、贅沢な景色を眺めながらのランチタイムとする。首にぶら下げた簡易温度計は氷点下12度を指しているが風がなく陽射しもあるのでそれほど寒くは感じない。
十分景色も堪能し、お腹も膨らんだので待望の滑降開始、斜度もあるので深い雪も滑りやすい。しかし、2230m辺りの谷でスキートップが刺さり前転、雪風呂の洗礼を受ける。

13:32 2060m平坦部 急斜面も直ぐに終わり、平坦部に入る。軽い登り返しはカニさん登りで何とかこなす。登りで苦労した痩せ尾根も少しだけ尾根の左側に降りたところを通ることにより苦労せず通り抜けることができた。ここを下る途中何回か左の谷へ滑り降りたくなる衝動にかられるが1906mピークまでは我慢した方がよさそうだ。

13:47 1906mピーク ここからは登るときに別天地と思ったところだ。雪質も風に叩かれる上部より随分軽く感じるし、斜度も30度弱とお手頃。パウダーを楽しみながら滑り降りた。

14:18 1580m 四ッ岳コース分岐 登りトレースを辿り滑り降りる。

14:36 1311m 平湯キャンプ場 無事下山できました。

14:41 1300m 平湯温泉スキー場

シールトラブルを抱えていたにも関わらず殆どのラッセルをこなし、深雪に撃沈したジイさんを救出したりと最後まで面倒を見ていただいたkameさんに心より感謝致します。 

そして、先週末、大雪の後遺症で洗濯板状路面等最悪だった飛騨地方の道路状況も関係機関のご尽力により普通の走り易い雪道に戻っていました。こちらも感謝です。

    平湯キャンプ場を出発(kameさん提供)
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    1700m付近の別天地を登る
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    1870mを登る
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    1980m付近の濃い樹林帯
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    2080m辺りからの大崩山山頂
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    2100m付近の巨大モンスター群
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    2140m付近からの槍穂高
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    2140m付近からの笠ヶ岳
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    2220m付近(kameさん提供)
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    大崩山山頂はすぐそこ
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    6番標識付近からの槍穂高        
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    2250m付近を滑る
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    2200m付近からシュプールを見上げる
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この記事へのコメント

Kame
2014年12月29日 15:20
同行ありがとうございました。
終盤「もう終わりなの」という発言も飛び出し、いつもよりパワー、持久力があったのは気のせいでしょうか、天気のせいでしょうか。本当に当たり日でした。条件の良い時、周遊コース、またお願いします。
ファントム
2014年12月29日 16:03
kameさん
毎度毎度、ご面倒を見て頂き有難うございます。きっと素晴らしい仲間と天気とコースのおかげで空元気が出たのでしょう。
それにしても大当たりでしたね。お気に入りのコースに登録しました。
次回は是非周遊しましょう。
kazu
2014年12月30日 00:15
大崩山、 平湯からの登行、最高のコンディションでしたね。
写真を見て 羨ましいかぎりです。
次回は同行できるように調整します。


ファントム
2014年12月30日 09:00
kazuさん
なかなかいいコースでした。平湯周辺はいい雪に恵まれることが多いので次回はぜひご一緒しましょう。
maoyuki
2014年12月30日 20:07
こんにちは
オーッ!北面行ったんですね。
同日位ヶ原に入ってましたが
新雪薄くスーパーファットは不向きでした。
それに比べ深雪の大崩、さすが平湯マジック。
シュプール、ナイスだったのでは・・・
さて今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
それではよい年をお迎えください。
ファントム
2014年12月30日 21:54
maoyukiさん
素晴らしい斜面とお聞きしてはいたものの下部のコース取りに不安があったので下から様子を見ながら登ってみましょうということでkameさんに引っ張り上げてもらいました。
平湯周辺はいい雪質に恵まれることが多いですね。
こちらこそ、来年も宜しくお願いします。
よいお年をお迎え下さい。

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